
この記事を書いている2020年9月現在、超強力な台風10号が沖縄・九州地方に接近しており、その影響の大きさから早期警戒がニュースで報じられています。
ここ数年、本当に自然災害が多いなと感じます。昨年秋の台風19号では、おの設計のある福島県桑折町のすぐ隣、伊達市梁川町でも大きな浸水被害を受けました。
ここまでくると災害対策も必須と言える状況ですが、そんな中、パナソニック ライフソリューションズ社から充電用USBコンセント付きの蓄電システムが登場するとのニュースが。
停電時に役立つ蓄電システム、少しその内容を確認してみたいと思います。

震度6強の地震でも転倒しない耐震性を確保しつつ、移動もラクに
今回紹介するのが、上の写真にある「リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ(蓄電容量3.5kWh)」。パナソニック ライフソリューションズ社が開発、2021年1月15日から受注を開始するものです。
写真で見ても分かるように、住宅の室内に置いても邪魔にならないコンパクトさ。普段はキャスター付きなので、移動も簡単にできるのは良いところ。付属の固定スタンドを設置すれば、震度6強クラスの地震でも転倒しない高い耐震性を備えています。

電気料金の安い夜間に充電し、電気料金の高い昼間に使用が可
蓄電システムというと、電気代が気になるところ。今回の商品はその部分もカバーしており、タイマー設定をすることで電気料金の安い夜間に充電し、電気料金の高い昼間に使用するというお得な使い方が可能です。
停電時にはもちろん、接続している機器に自動で給電。大地震など突然の災害による停電のときも、一定の安心を確保することができそうです。

USBコンセント付きで、スマートフォン・タブレットの充電も簡単に
そして面白いのが、本体に充電用USBコンセントが4ポート装備されているということ。
東日本大震災など過去の災害時の経験を思い出してみても、情報を得るというのはとても大事な要素になってきます。その点において、スマートフォンやタブレットは必須アイテム。避難所でもこれらを充電しようとする人が後を絶ちませんでした。
避難所などでは自分で電源アダプターを持って行かなければいけませんでしたが、この蓄電システムはアダプターなしで直接充電できる上、4台同時につなぐことができるため、災害時にもかなり役に立ちそうです。

いかがでしたでしょうか? 家庭用で使うにはもってこいの商品かと思います。
ただひとつネックなのは、その金額。希望小売価格が1,260,000円(税抜)と、気軽に買うにはちょっと抵抗があるお値段です。実際受注・販売を始める時点で値引きがあるのかどうか分かりませんが、気になる方は来年1月に向けてぜひチェックしてみてくださいね。
「リチウムイオン蓄電システム スタンドアロンタイプ」商品ページ(パナソニック 公式サイト内)
今後、他の蓄電システムについても比較・紹介していければと思います。
ブログランキングに参加しています。
↑クリックで応援よろしくお願いいたします!↑
おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。
おの建築設計事務所
いぬとねこの家づくり工房
【住所】福島県伊達郡桑折町字諏訪40-22
【TEL】024-582-3004
【Facebook】小野 紀章
【Twitter】おの設計(小野紀章)@桑折 福島で家づくり
【instagram】koori_onosekkei
各種SNSの友達申請・フォローもお気軽にどうぞ!
ご意見・ご質問等、各種お問い合わせはこちらから。
おの設計 お問い合わせフォーム