つい先日も、東北から関東にかけて連動しているかのような地震が続きました。最大震度が4程度で済んでいるので事なきを得ていますが、東日本大震災を経験した身としては、どうしても敏感になってしまいます。
そんなときにふと見ていた建築業界誌の中に、地震に関する画期的な保険商品が登場するとの記事が。私としても気になるものでしたので、このブログで紹介したいと思います。
地震発生から最短3日で保険金の支払いが!
今回紹介するのは、東京海上日動火災保険の「震度連動型地震諸費用保険(地震に備えるEQuick保険)」というもの。ちょっと聞きなれない名前ですよね。それもそのはず、国内では初とのことです。
大きな特徴としては
・最短3日で保険金の受け取りが可能に
・家屋等の損害状況の確認が不要で、観測された震度に応じて保険金が決定
・スマホのみで 各種手続きが完結
といったもの。
「震度連動型」という名前の通り、地震発生後に気象庁が公表する震度に基づき支払い対象となる保険契約者を特定。震度に応じて金額も決まっているため、通常の地震保険であれば必須となる現地調査もいらず、ネット上たけで迅速な手続きが可能になるという訳です。
東日本大震災のときを思い返してみると、あれだけ広域で発生した大地震だったため本来査定で来るはずの近隣の専門家が動くことができず、わが家に来たのは大阪の方だったのを覚えています。
また、もちろんあれだけの被害ですぐに動き出すということもできず、さすがに3日などという短期での保険金受け取りはもちろん不可能でした。
被災直後の生活必需品の購入や、遠方にある実家への避難のための費用など、ある程度まとまったお金が必要になる事態も起こりえることを考えると、短期での保険金受け取りは非常にありがたい話ではないでしょうか。
保険期間・保険料の支払いは1年ごとに。金額に応じた3プランが用意
この保険の詳しい内容については、下の画像をご覧ください。
金額に応じて3つのプランが用意されています。
保険期間は1年。保険料の払い込みは、クレジットカード一括払いになるので注意です。
そして、一番安い「エコノミープラン」の場合、「震度6弱」は該当になっていないことをしっかりご確認ください。保険料自体は思ったより安価なので、給付される額も踏まえてそれぞれ検討してみることをお勧めします。
また、この保険の販売開始が2020年8月からとのことで、それまでに上記の内容が変更になっていることもあり得ます。「これ良さそう!」と思った方は、販売開始時にもう1度諸条件の確認をしておいた方が良さそうです。
いかがでしたでしょうか?
本来の地震保険とはまた違ったものですので、地震保険に加入した上でプラスアルファとしてオプション的に考えるのが良さそうな今回の「震度連動型地震諸費用保険(地震に備えるEQuick保険)」。
これを書いている2020年4月時点では、ニュースリリース以外の商品説明はまだ公式サイトにもありませんが、気になる方はぜひ定期的にチェックしてもらえればと思います。
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