コロナ禍になってからさまざまなことがオンライン対応になりましたが、今回その恩恵を受けたのが、3年に1回受けなければいけない建築士の定期講習。かなり楽だったので、これからの方はぜひオススメです!

丸1日拘束されていた講習&試験が、オンラインで自宅受験可に!

建築士の定期講習とは

建築士法の規定により、建築士事務所に所属する一級建築士、二級建築士又は木造建築士は、3年毎に国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う、一級建築士定期講習、二級建築士定期講習又は木造建築士定期講習(以下「建築士定期講習」)を受講することが義務付けられています。

公益財団法人 建築技術教育普及普及センター 公式サイトより

というもので、今までは大きな会場に集まって丸1日講習を受けその最後にマルバツ式の試験を受けるという、なかなかハードなものでした。

ましてその講習というのも、テキスト内の重要な部分をただただ読み上げるのを聞くだけという、退屈極まりないもの。今後建築士として業務を行っていく上で大事な内容ではあるのですが、このやり方だけはどうになならないものかと毎回思っていたところでした。

その講習が今年私も該当になっており届いた案内を見たところ、何とオンライン講習が追加されているではありませんか! 会場まで行くこともなく日程もある程度自由に選べることから、迷わずオンライン受験を選択。申し込みから約2週間後の日を設定して、初めてのオンライン定期講習を受けてみることにしたのです。

いつでも・分割して見られる動画講習は、飽きずに集中できる良い状態に

このオンライン定期講習の良いところは、時間が拘束されるのは実際に試験を受ける約1時間だけという部分。今まで1日拘束され受けていた講習に関しては、動画コンテンツとなり24時間いつでも見られる状態になっています。またその動画もある程度項目分けされ、それぞれ30分前後にまとめられているため、時間の空いているときに少しずつ勉強を進めていくことが可能に。これは、飽きずに集中して動画を見ることができたため、かなり効果的でした。

そして今日実際に試験を無事に終え、せっかくなのでブログにまとめてみようと思ったところです。

オンライン受験にはWebカメラが必須、受験時には他人が来ない閉鎖的な環境が必要などいくつかハードルはありますが、環境が許す方はぜひオンラインで受講してみてください!