9月6日未明に北海道で起きた震度7の大地震(※平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震と命名されました。)。夜を迎えた現在でも続いている混乱状態がニュースで報じられ、自分が経験した東日本大震災のことを否が応にも思い出します。今回被害に遭われた皆さまには、心からお見舞い申し上げます。

今回の地震被害の報道を見ていて強く思ったのが、タイトルのこと。災害時の被害を少なくするためには、家づくりを行う時点で「土地の選び方」がとても重要になるということです。

まだ地震が起きて間もないため、被害の全容を掴むことはできませんが、特に大きく報じられているのが北海道厚真(あつま)町での土砂崩れ。震度7という大きな地震で大規模な土砂崩れが発生し、たくさんの家屋が土の中に飲み込まれました。

また、札幌市の住宅街では液状化とみられる現象が発生。地面が激しく隆起し、道路がうねりアスファルトが壊れたのはもちろん、住宅などの建物も大きく傾いた状態になりました。

ウィキペディア:液状化現象

今回のニュース映像を見る限り、比較的新しい建物は地震そのものの被害はさほど受けていないように見受けられます。しかし建物本体が丈夫でも、周辺の地盤が動いてしまうとどうしようもない状態に。東日本大震災のときも、千葉県で液状化現象の被害に遭った場所が多数ありましたが、その復旧・対策にはかなりの苦労がありました。

岐路に立つ液状化被災地 ~東日本大震災5年

家を建てるとき、親や祖父母の土地を譲り受けて建てるといった場合は選ぶ余地がなくなってしまいますが、土地から購入して家を建てる場合は、その土地選びが非常に重要になるということです。

■急斜面・がけ地が近い

■埋め立ててつくられた造成地である

■近くを断層が走っている

■液状化現象が発生する可能性が高いと言われている

■近隣の建物が、過去に地震で大きな被害を受けたことがある

これらの項目に当てはまる場所であれば、注意が必要です。

また地盤の強さについては、地盤調査を行えばある程度のものが掴めます。通常はある程度打ち合わせなどが進み、その場所で住宅を建てることが決まっている状態で調査を行うのが一般的ではありますが、もしどうしてもという場合は、土地の所有者等に承諾を得てから自費で調査を行い、その結果を見てから話を進めていくというのもアリかもしれません。

 

身近な話で言えば、地元・福島県桑折町の中でも、断層が走っている一帯は震災時に軒並み倒壊に近い大きな被害を受け、ほとんどが建て替えることになりました。地盤の影響は、本当に大きいです。これから家を建てるという方は、建物本体はもちろんですが、地盤の強さと周辺の状況にも目を光らせるようにしてください。建て終わってからでは遅いですから。


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