情報発信と言えば、今やネットが全盛。このブログももちろんそうですが、今は動画コンテンツが一番でしょうか。おの設計では動画にまでは手を出せていないですが、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSでは積極的に情報発信を行っています。
ただ今回の記事は、紙媒体の情報紙のお話。月に1度、3人で記事を書いて発行してきた「ふくしま県北事業所通信」というフリーペーパーが、2023年7月号で丸2周年を迎えることができました。
1人じゃなくて3人で。「相手に迷惑をかけない」という意識が継続に
この情報紙が始まるきっかけは、共同執筆者の齋藤慎也さん(ITコンサルティング事務所を経営)との会話から始まったものでした。
ネット全盛の時代ではありますが、それが万能という訳ではなく、紙の方が情報が届きやすい年齢層、そして業種もあるんじゃないかということ。また、ネットで広い地域の不特定多数の人に情報を届けるのも良いが、地元のそう遠くない距離感の人にこそ存在を知ってもらうことも大事なのではないかというやり取りが、オリジナルの情報紙を始めるきっかけとなりました。
私と齋藤さん、お互いが文章を読むのも書くのも好きなことから、情報紙は文章主体の「読み込めるもの」に。であれば構成も新聞記事のような体裁でということで、上の写真でちらりと見えるような縦書きの新聞記事のようなつくりになりました。ただし全てが文章だと手に取ってもらいづらいだろうということで、ビジュアルメインの事業所PRコーナーを設けたところです。
私と齋藤さん、そして毎回ゲストを迎え3人が記事を書くスタイルで、2021年8月に第1号が発行。そこから月に1度の発行を重ね、この7月で2周年を迎えることができたという訳です。
ここまで休みなく継続できたというのは、「1人じゃなかった」というのが一番大きいかなと。
このブログや毎週末に配信してきたメールマガジンもそうですが、自分だけでやるものは忙しくなるとどうしても更新がストップしてしまうんですね。急ぎの仕事を優先するのは仕方ない部分ではあるのですが、それを事業所通信でやってしまうと、一緒に記事を書いてくれている他の方に迷惑がかかってしまう。なので事業所通信の原稿は、どんなに忙しくてもちゃんと時間を確保して文章を書き、月1の発行を守ってきました。大きな効果だったなと思います。
直接仕事につながったのはごく僅か。まずは地道な継続を
こうして2周年を迎えたフリーペーパーですが、じゃあそこから実際仕事につながるものがあったのかというと、まだ微々たる数に過ぎません。特におの設計に関しては、「家づくり」という一生に一度やるかやらないかという大事業だけに、フリーペーパーを読んで「じゃお願いします」という軽いものではないと思っています。
まずは、自分の存在を、取り組みを地元で知ってもらうこと。何か必要なことがあった場合に「そういえば、おの設計ってあったよね」と思い出してもらえること。それが、1枚のフリーペーパーがきっかけになっていたら嬉しいなと思います。
これをご覧の皆さまの中で、福島県の県北地域で事業を行っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ記事を書いてみませんか? 文章は書いてもらうようになりますが、記事・広告掲載料などを頂くものではなく無料で掲載できますので、気になる方はお気軽にご連絡ください。
また、「ふくしま県北事業所通信」のバックナンバーが読めるサイトはこちら。
https://fukushima-info.net/backnumber/
共同真筆者として私と一緒に毎号記事を書いてくれている、齋藤慎也さんの事業所サイトはこちら。
https://saitoshinya.com/
どちらもぜひチェックしてみてください!