自分の会社をそろそろ後継者に譲ろうかと考えている社長さん。また、将来跡を継ぐことになっている2代目の皆さん。会社の事業承継について、どんな考えをお持ちですか?
事業所の規模が大きければ大きいなりに、小さければ小さいなりに、さまざまな問題が出てくるのが事業承継。その問題点と補助制度について学ぶ、商工会主催の「事業承継セミナー」に参加してきました。
承継が難しいのは、目に見える資産ではなく目に見えない「強み」
セミナーのタイトルは「目に見えない“強み”の承継」。
事業承継とは、現経営者から後継者への事業のバトンタッチを行うこと。その中でも難しいのは、タイトルにもある「目に見えない部分」だというのです。
話を伺ってみると、この「目に見えない部分」というのは、経営理念だったり信用性だったり、また人脈だったり技術だったりといった、まさに形を成さないものたちのこと。確かにこれらの「強み」があるからこそ会社が順調に続いてきた訳で、この部分を次に継いでいくことこそが大事であると言えます。
そういった意味で、後継者を育成するには少なくとも3年以上の時間がかかるとのこと。事業承継をお考えの方は、早めに対策をしておいた方が良いかもしれませんね。
スムーズに事業承継が行えるように、さまざまな施策が
また、事業承継に対するさまざまな支援策が、ここ数年で打ち出されているようです。地域経済と雇用を支える中小企業がしっかりと事業活動を継続できるように、以下の施策が行われています。
1.相続税の課税についての措置
非上場株式等に係る相続税や贈与税の納税が猶予になる場合があります。
2.民法の特例
生前贈与株式を遺留分の対象から除外、また生前贈与株式の評価額をあらかじめ固定することができる場合があります。
3.金融支援
経営者の死亡等で急に必要をなる資金を調達するのに、中小企業信用保険法など各種法令の特例を受けることができるようになる場合があります。
中でも気になるのは、相続税・贈与税の猶予の部分ですよね。他のものも含めて、中小企業経営者のための事業承継対策が詳しく書かれたパンフレットのPDFデータが下記サイトからダウンロードできますので、ぜひご確認ください。
実はおの設計は既に事業承継を済ませており、上記の支援策を受けることはできない状態なんです。ですが、セミナーの講師の先生が以前受講してとても参考になった「事業戦略塾」を受講したときと同じ先生だったので、ぜひ聞いてみたいと思って参加してみました。
以前受講した「事業戦略塾」についての記事は、こちらを参考に。
あなたの事業の「強み」と「機会」は? 「事業戦略塾」第2回に参加
講師の先生のサイトはこちらになります。
おの設計も、今後仕事が順調に続けられるよういろいろなことを考え、積極的に取り組んでいきたいと思います。
おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。
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