住宅の屋根に太陽光発電パネルを設置している方も多いかと思いますが、2019年1月28日付でこんなニュースが。
こちらは、朝日新聞デジタルからの記事。何社か記事が出ている中でも詳しく説明がなされていたので、こちらの記事を基に考えてみたいと思います。
10年間で127件の火災が。そのうち7件が屋根側に延焼
記事によると、住宅用太陽光発電システムは2018年10月時点で、全国約240万棟に設置されているとのこと。そのうち屋根にまで延焼したものが7件とのことで、割合としては少ないものですが、自分の家に太陽光パネルを設置している人からすればどうしても不安になってしまうところです。
ただし、その7件には共通した状況があります。それは
屋根と一体型で屋根側との間に不燃材のないタイプ
だということです。不燃材というのは、鉄板などの燃えない材料のことですね。
パネルと屋根の間に不燃材があるかどうか、専門業者による確認を
屋根一体型太陽光発電パネルの屋根側に不燃材があるという状況、ちょっと分かりづらいかもしれませんので、参考に下記リンク先のページをご覧ください。
こちらにLIXILというメーカーの屋根一体型太陽光発電パネル「ソーラールーフ」の設置の仕方が、イラスト入りで分かりやすく説明されています。
この3番目に「防火用鋼板の設置」という項目がありますが、これが屋根への延焼を起こさないための「不燃材」ですね。こういった鋼板が設置されていないパネルが発火した場合、上で述べたような7件の火災につながる訳です。
ご自宅の太陽光発電パネルが大丈夫かどうか不安な方は、設置したパネルのメーカーのサイトをまずは確認してみてください。
また、実物を目視で確認することも大事ですが、2階の屋根に設置されていることが多く確認にも危険が伴いますので、住宅を建ててくれたハウスメーカー・工務店などにご相談いただいた方が良いかと思います。
確率が低いとはいえ、万が一のことが起こらないとも限りません。ぜひこの機会にご自宅の状況を確認してみることをお勧めします。
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