この記事を書いている2020年9月下旬。先日も台風が発生し、大雨による水害の懸念が再三報道されましたが、幸い進路が逸れ、日本列島を直撃することはありませんでした。
ですがここ数年、さまざまな自然災害が日本各地を襲い、どこに住んでいても災害リスクを避けることはできないんだと、多くの人が感じているのではないかと思います。
そんな中、建築業界情報サイト「新建ハウジングDIGITAL」から、地盤や災害リスク、生活情報が無料で閲覧できるWebサービス「地盤サポートマップ」に関する記事がありました。
確認してみたところ、たくさんの方に役立ちそうなものなので、ぜひこのブログでも紹介したいと思います。
「地盤サポートマップ」が「ハザードマップポータルサイト」と連動
今回紹介するWebサービス「地盤サポートマップ」は、戸建住宅の地盤調査や建物検査を手掛ける「ジャパンホームシールド(JHS)」が運営しているもの。
「地耐力」「土地の成り立ち」「地形」「浸水・土砂災害」「地震」といった土地に関する情報が、地図上で分かりやすく表示されるサービスになっています。
今回記事になっていたのは、この「地盤サポートマップ」が国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」と連携し、浸水リスク情報など常に最新情報を得られるようになったというもの。
全国各地で自然災害に対するリスクが高まっている中、とても貴重な情報ですね。
住宅新築時だけでなく、引っ越し先を探す際にも活用を
こうした土地の情報というと、どうしても住宅を新築するとき、または土地を購入するときに重要だと思われがちです。確かにそれは間違いではありません。
ですがそれだけではなく、賃貸にお住まいの方が引っ越しで新たな住まいを探すとき、社内の異動で転勤が決まり見知らぬ土地に行かなければいけないとき---そんなときにも十分役に立つ情報です。
次に住もうと思っていたアパートが建っている場所が、どんな災害リスクを抱えているのか。例えば、大雨が降ったときに浸水してしまう地域ではないのか。そんなリスクを、契約前にしっかり自分の目で確認することができるという訳です。
また、今現在自分が住んでいる場所や実家のある地域が、どんな災害リスクを抱えているのか。災害時の避難などのことを考えると、それを知っておくのも大事なことだと思います。
「地盤サポートマップ」がある「ジャパンホームシールド(JHS)」公式サイトのリンクを張っておきますので、これを機会にまずは今自分がお住まいの場所についてぜひ確認してみてください。
いかがでしたでしょうか?
過去記事でも書いたことがありますが、災害による被害を少なくするためには、土地選びというのはとても重要なポイントになってきます。
災害に対する備えをするのに、早すぎるということはありません。災害対策グッズの準備も大切ですが、まずは情報を仕入れておくこと。今すぐにでもできることですので、ぜひチェックしてみてください。
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