介護予防と支え合いの輪を広げよう!
私の地元・福島県桑折町で、高齢になっても元気で安心して暮らすことができるまちづくりについて考える「地域づくりフォーラム」が開催されます。
「地域包括ケアシステム」とは?
皆さんは「地域包括ケアシステム」という言葉をご存知でしょうか?
これは、今後高齢者がますます増えていくことを前提に、重度な要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保する体制のこと。国が現在推し進めているものです。
今までは福祉や介護については専門家や行政に任せておけばいいと考えがちでしたが、団塊の世代が高齢期を迎える今後は、住民が積極的に地域の福祉に関わっていく必要が出てきます。
訪問介護や通所介護といった専門的なサービスについては今まで通り専門家にお願いする必要がありますが、毎日のゴミ出しや見守り支援、サロン等の居場所づくりなど、必ずしも専門家がいなくてもできることは地域の中でお互い助け合っていきましょう、ということです。
こうしたシステムをつくり上げていくためには、その地域を知る・情報の共有を図ることが何より大事になってきます。そこで生まれたのが、上のチラシ画像で一番最後に書かれた団体「せっかくどうも会」になります。
地域の情報交換を行う協議体「せっかくどうも会」
桑折町では昨年から「地域で支え合う仕組みづくり勉強会」を行っており、私も福祉住環境という観点から興味があったため参加していました。その勉強会が発展し出来上がったのが「せっかくどうも会」。町の有志の方数名が集まり発足した任意団体です。
今回の「地域づくりフォーラム」はこの「せっかくどうも会」が主体となり行われるもの。今後地域での助け合いを増やしていくためにはどうしたらいいか・・・・という観点から、町の現状とこれからをを少しでも町民の方に知ってもらいたいと開催するものです。
現役で働いている若い世代からも参加を
開催時間が18時30分からになっているのは、現在仕事をしている若い世代(とはいえ40代以上くらいではありますが・・・・)の人たちにもできれば参加してほしいという気持ちの表れ。
私は「せっかくどうも会」の中でも最年少&貴重な男性ということで、若い世代の男性の集客を期待される訳ですが、実際にはなかなか難しいところだったりします。70代前後の女性に方には受けが良さそうなテーマではありますが・・・・。
若い世代の人たちにこの福祉・介護といった部分にどうやって興味を持ってもらえるか。この辺が今後の大事な課題になってきそうです。この記事を読んで興味が湧いた方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせいただけると嬉しいです。
介護予防と支え合いの輪を広げよう!
福島県桑折町「地域づくりフォーラム」
【日時】2018年10月23日(火) 18:30~20:00
【会場】桑折町保健福祉センター「やすらぎ園」
【対象】桑折町民であればどなたでも
【内容】
■報告「桑折町の現状と今後の予測」
■講演「もっと豊かな地域をつくるには」
講師:さわやか福祉財団 岡野 貴代 さん・大山 重敏 さん
■意見交換
※参加申込が10月16日までとの記載がありますが、当日参加もOKとのことです。お気軽にお越しください。
【問い合わせ先】
桑折町 保健福祉課 高齢介護係:024-582-1134
おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。
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