突然ですが、ご結婚されている方。寝室はパートナーと同室ですか? それとも別室ですか?

先日、不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」が調査した「夫婦の寝室事情」についてのアンケートがなかなか興味深いものでしたので、このブログでも取り上げてみたいと思います。

寝室イメージ

子持ち夫婦の42.5%が「寝室は別々」。別れるのは「結婚10年目」が最多

リビンマッチを利用した子持ち既婚者に「夫婦の寝室」を聞いたところ、

『同室』(57.5%)
『別室』(42.5%)

という回答が。この%が多いか少ないかというのは個人の感覚によって違うとは思いますが、私としては「別室」が意外に多いなという印象を受けました。

そして興味深いのは、夫婦の寝室が別れるのは「結婚10年目」が最多ということです。

ただこれは、言われてみると「ああ、そうか」と納得できる気もします。

新婚からお子さんが小さいうちは、親子揃って1つの部屋で寝るというのが割と当たり前だと思うんですよね。もちろん親の職種や夜勤の有無などによって違いは出てくるかとは思いますが、ひとり寝を寂しがる子どもを放っておく親はそうはいないはずです。

結婚10年目というと、結婚から少しして生まれたお子さんが小学生になり、自分の部屋を欲しがる頃。「自分の部屋で寝る!」と言い出すタイミングでもあります。

「子どもが自分の部屋で寝るんだったら、私たちも別に寝た方が気楽かも…」

なんて会話が夫婦の間で交わされるのかな・・・・などと想像できます。

上記のアンケート結果でも、寝室を別にする理由として

『ゆっくり寝たい』(43.9%)
『配偶者と生活のリズムが異なる』(38.6%)

との回答が多く挙げられていますが、その前に

『子どもの手が離れてきたから』

というのが前提にあるのかなという気がしています。

寝室のあり方で間取りも変わる! 新築の場合は事前に検討を

住宅を新築する場合、夫婦で寝室を一緒にするのか別にするのかによって、間取り自体ももちろん変える必要が出てきます。例えば別室にする場合、単純に

・部屋数が1つ増える

というのもありますが、それによって

・クローゼット等収納スペースは個別に設けるのか
・それぞれの広さは十分確保できるのか
・1部屋増えることによって、他のスペースに影響は出てこないか

など、間取りを考える上でもこれだけの違いが出てきます。最初は同室でも良いけれど、いずれは別室になることも考慮して・・・・なんてパターンもあるかもしれませんね。

いずれにせよ、納得できる家づくりを希望するのであれば、夫婦の寝室のあり方についても、間取りを考える段階からきちんと検討しておく必要があるということです。

間取りの考え方について、以前こんな記事も書きました。

間取りを考えるのに大切なのは「○○力」! プロが教える家づくりのコツ

また、家の間取りと夫婦の関係については、こんな記事も書いています。

「離婚しない間取り」とは? 大事なのは夫婦の距離感

この辺のぜひ参考にしていただきながら、あなたの家の「理想の寝室」のカタチを探っていってみてください。

なお、記事の基になった「リビンマッチ調べ」のアンケートの詳細については、下記リンクをご参照ください。

【調査】夫婦の寝室事情
夫婦の寝室、別への分かれ道は「結婚10年目」に起こる!?
42.5%の子持ち夫婦が「寝室は別々」と回答。


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