今日の福島県内のニュースで、福島県相馬市の建設会社「小野中村」と「平沢建設工業」が合併するとの話が。先日、福島県内最大手の建設会社「佐藤工業」が「戸田建設」の子会社になることが話題になったばかり。にわかに動きが活発化してきた感じです。

握手イメージ

東日本大震災と原発事故からの復興需要がピークアウト

ここのところ、福島県内の建築需要はパタッと落ち着いてしまった感じを受けます。それもそのはず、ニュース記事の中にも記載がありましたが、県内の需要はピークアウトを迎えてしまったと思われるからです。

正直なところ、震災前の福島県内の建築需要はかなり下向きだったイメージがありました。今後どうなっていくのか・・・・と悪い想像が働きかけていたところでの震災と原発事故発生。損壊した建物の建て替え・修繕はもちろんのこと、除染という新たな業務が生まれ、県内の建設会社は一気に慌ただしい状況になりました。

しかし、その特需が終わってしまった今は、これからあるはずの需要を言わば「先食い」してしまった状態。今後需要が上向くことは、そうそうないのではないかと思われます。

健全な状態の今だからこそ。10年先を見据えた展開

建設業界…進む『合併・買収』 佐藤工業が戸田建設の子会社に(2020年9月リンク切れ)

上の記事でも触れている通り、現在が切羽詰まった状態での合併・子会社化ではないということが、両者に共通しているのではないかと思います。

健全な経営を何とか続けている今だからこそ、先の需要減を見据えつつ経営基盤の強化を図る。社員を何人も抱える大きな会社の経営者としては、その決断にもかなり勇気が要ったであろうこと、想像に難くありません。

小さな個人事業主のひとりとして

さて、地元企業がそうした動きを見せている状態で、極々小さな自営業者の自分はどうしたらいいのか。ちょうど地元商工会主催の「事業戦略塾」に通っていることもあり、自分の仕事の今後についてさまざまなことを考えています。

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今後「おの設計」が生き残っていくために、どんな差別化を図ることができるのか。どれだけ人に「知ってもらう」ことができるようになるのか。

どこかの建築設計事務所と合併!などという話にはならないにしても、新たな方向性を模索していく良いタイミングなのかなと思います。

そう遠くない将来に、このブログでも新たな展開をお知らせできるようになればいいなというところです。

 


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