おの設計の新規事業部としてスタートした「いぬとねこの家づくり工房」。設立の想いや経緯については下記の記事をご覧いただきたいのですが

「ペットも家族」の家づくりを。「いぬとねこの家づくり工房」スタート!

スタートを切るまでには、参考になりそうな本をたくさん読み漁りました。そんな中の1冊が、今回紹介する本になります。

本イメージ

獣医師が考えた、ペットの健康に配慮した家づくり

獣医師が認めた「ペットの気持ち住宅」というタイトルが付けられた今回の本。【獣医師が認めた】とあるように、ペットの健康について深く考えられた家づくりについて書かれています。

健康に害のある薬剤などを極力排除し、無垢材や天然漆喰などの自然素材をふんだんに使った家づくり。新築にもリフォームにも対応できるものです。

著者の井上さんは長年健康住宅について取り組んできた経緯があり、その技術と経験をもって「ペットにも人にも良い住宅を提供しよう」とさらに研究を重ねたとのこと。その熱意には頭が下がる思いです。

私自身、5歳の女の子のトイプードルが家族にいますが、実は犬アレルギー持ち。毛並みを整えるスリッカーをするときにはマスクを付けたり、ぺろっと舐められたりした後にはすぐその部分を洗うようにしたりと、気を遣うこともあったりします。

アレルギーの元となるものは何もペットに限らず、花粉もそうですし「シックハウス症候群」という言葉もあるように、家そのものがアレルギー源になることもあります。その「家」からアレルギー源をなくすことで、人はもちろんペットも健康に長生きができるようになるとのこと。私のようなアレルギー持ちにはドンピシャと言える内容です。

「ペットの気持ち」は健康に配慮するだけで良い?

ですが、です。

今回の本、全編がこの健康に関する内容だけなんですよね。スゴく納得でき、ためにもなるものなんですが、果たしてそれだけで良いのかと。

私たちが普通に「家を建てよう!」と思ったときも、さまざまなことを考えますよね。使いやすい間取り。日の光が差し込む明るい窓。暑さ・寒さへの配慮。見た目へのこだわりや素材選び。その中にもちろん「健康」というキーワードも含まれてしかるべきだと思います。

そう。家づくりを考えるとき、いろいろな要素をトータルに考えていかないと、思い描いていたような「理想の家」には近づいていかないんですよね。「健康」にのみ特化した住宅は、片手落ちになってしまうのではないか・・・・そんな懸念を感じてしまったんです。

私が取得した「愛犬家住宅コーディネーター」という資格で勉強した内容にも、健康に配慮する内容が多々ありました。ですがそれだけではなく、ペットも人も双方が使いやすい間取りだったり、お世話をするのが楽になるちょっとした工夫だったり。さまざまな観点から、ペットとの住まいのあり方を考えたものになっています。

今回の本のタイトルが「ペットの健康住宅」となっていたのなら、納得だったのかもしれません。ですが「ペットの気持ち」と書かれているのに、健康面以外に配慮する部分はないの? ペットのどんな「気持ち」を考えたの・・・・? と感じたのが、読後の素直な気持ちでした。

りいな画像

中盤で述べたように、健康に配慮することは間違っている訳ではないですし、ペットと人お互いにとって大切な部分です。ですがそれだけに囚われすぎず、ペットと人、それぞれの視点からトータルに家づくりを考えていくこと---それがペットと暮らす「理想の家」に近づく第一歩なのではないかと思います。

個人評価:★★(※最高で★5つ)


にほんブログ村 にほんブログ村へにほんブログ村


人気ブログランキング

ブログランキングに参加しています。
↑クリックで応援よろしくお願いいたします!↑


おの設計_人物画像

おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。

おの建築設計事務所
いぬとねこの家づくり工房
【住所】福島県伊達郡桑折町字諏訪40-22
【TEL】024-582-3004
【Facebook】小野 紀章
【Twitter】おの設計(小野紀章)@桑折 福島で家づくり
【instagram】koori_onosekkei

各種SNSの友達申請・フォローもお気軽にどうぞ!

ご意見・ご質問等、各種お問い合わせはこちらから。
おの設計 お問い合わせフォーム

スポンサーリンク