以前の家読でも紹介した、ライター・編集者である下良果林さんの本。

おとうさんの家読 その12「どう書いたらいいの?!がなくなるWeb文章の書き方」下良果林

前回は文章の書き方の話でしたが、今回は書いた後の「推敲」の大切さについて。前回の本がとても読みやすく良い印象が残っていたので、今回も購入してみました。

本イメージ

意識しないと、自分のクセがそのままに。「書いた!」で終わりにしない習慣を

こうしてブログ記事を書いていても感じるのは、割と「書く」ことだけでいっぱいいっぱいになりがちだということ。仕事の合間だったり会合に出かける前だったり、ちょっとしたスキマ時間を利用して文章を書くことが多いため、内容をしっかりと見直すこともないままUPしてしまうこともあったりします。

それでも私の場合は、書いた後に1度は見直して誤字・脱字だけはないように気を付けているつもりです。余裕があればプラスして、同じ表現や言い回しが続く場所がないかどうかチェックすることも。ただ、具体的な内容にまで踏み込んで精査するということは稀です

本書でも、内容の精査というよりは「文章を読みやすくするため」の推敲が大切だと述べています。作家や編集者などのプロほど、書いた後を大事にしているというのも興味深いところ。

二次稿(見直し後の文章)=一時稿(見直し前の文章)マイナス10%

といったように、読んでいてテンポが悪い部分は容赦なくバッサリ削るべきだという内容には頷くばかりでした。私もつい文章が冗長になりがちに。あっさりと読みやすい文章を心掛けねばと思った次第です。

他にも、推敲の意義からその具体的な方法まで、短いながらも充実した内容に。普段から文章を書く機会がある方には、ぜひ1度読んでみてもらいたい1冊です。

個人評価:★★★★★(※最高で★5つ)


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