「仕事場所」の提供だけではなく、「人とのつながり」をつくる空間。

福島県福島市にあるコワーキングラボ「Fukushima-BASE」(フクシマベース)にお邪魔してきました。起業したい方、仲間をつくりたいと考えているフリーランスの方、必見の場所ですよ!

フクシマベース_ロゴ

きっかけは、Twitterのグループトークから

この「Fukushima-BASE」にお邪魔するきっかけになったのが、Twitterでのグループトークでした。

私が運営者となっている、福島県に関する情報を拡散するグループ「#ふくしま情報発信局」の中で、「コワーキングスペースを作りたいね」という話が盛り上がったことがありました。

元はと言えば空き家・空き店舗の利活用から広がっていった話題だったのですが、メンバーに個人事業の方が多いこと、また私自身も地元・桑折町にそうした場所が欲しいと考えていたこともあり、話が膨らんでいったところです。

すると、メンバーの方から

「ちょうど同じような動きを実際にしています!」

という方が。それが、冒頭で紹介した「Fukushima-BASE」の運営に携わっている こばりあやの さん(@luckilyhappily)でした。

今回この こばり さんにお誘いをいただき、「#ふくしま情報発信局」の同じメンバーである 似顔絵屋コハルビヨリ さん(@nigaoeya_koharu)と一緒にお邪魔することになったという訳です。

Twitterの「つながるチカラ」、改めて感じます。

「Fukushima-BASE」のゆったりコワーキングスペース

フクシマベース_入口

「Fukushima-BASE」は、福島県福島市のJR福島駅東口から徒歩5分程度の利便性の良いところにあります。周辺には店も多く、有料にはなりますが近くに駐車場もあり。ビルの1階にあるので、初めての方も入りやすい感じです。

フクシマベース_営業時間

こちらは、入口を拡大したところ。営業時間は午前9時から午後6時までとなっています。

フクシマベース_受付

入口を入ってすぐの受付部分。初めての方はまずはこちらに。新型コロナウイルス感染対策もしっかり取られているようです。

フクシマベース_コピースペース

受付脇にある、コピー&カフェスペース。お聞きしたところ、コピーの使用やコーヒー等の飲み物代は月額使用料に含まれているとのこと。ありがたいですね。

フクシマベース_ソファ

先程のコピースペースから反対にある、ソファと本棚スペース。手前には撮影用の機材が置かれています。撮影用の機材に加え専用の部屋もあるため、自分の商品写真を撮りたいという方にはうってつけの場所と言えます。

そして部屋の中央には座って作業ができるイスとテーブル、道路に面した窓際には立ったまま作業ができるデスクスペース、壁面にはミーティングをしながら書き込みができるホワイトボードが設置。

写真を撮りたかったところでしたが、お邪魔した午後3時過ぎの時間帯には利用者の方が8人程度、また個室スペースの方も複数の人が使っているとのことで写真は控えました。若い方が多く、活気がある印象。福島市内にもこんな場所があったんだなと、とても良いイメージを抱きました。

施設のさらに詳しい情報については、下記公式サイトをご覧いただければと思います。

「Fukushima-BASE」公式サイト

コワーキング「スペース」ではなく「ラボ」という意味

そして、前述のコバリさん、コハルビヨリさんに「Fukushima-BASE」の代表・中野さんを交えて、しばしお話する時間をいただきました。

そこで分かったのは、コワーキング「スペース」ではなく「ラボ」であるという意味。

単に仕事をするための「場所」を提供するだけではなく、利用者同士の「人とのつながり」を重視する空間だということです。

公式サイトの説明によると


コワーキングラボ Fukushima-BASEは、様々な種類の人とコネクトし、各コミュニティや勉強会でスキルアップして、Fukushima-BASE全体としてブランド力を高め、県外から仕事を持ってきたり、利用者同士でジョイントして、イノベーションを起こす空間です。


との記載があります。また


コワーキングラボという名前の通り、Fukushima-BASEはただのコワーキングスペースではありません。 毎月県外から様々な講師をお呼びしたり、 語学・財務・プレゼン等スキルアップの勉強会を定期的に行うと同時に、 映像クリエーター・カメラマン・エンジニア・デザイナー等様々な専門スキルを 持った人たちのコミュニティーも立ち上げ予定です。


といったように、多種多様な人たちが集まりスキルアップを図りつつ、それが後に相互の仕事につながっていく。「次につながる仕組み」がしっかり出来上がっているという印象を受けました。

協力イメージ

私自身、地元の町にコワーキングスペースやレンタルオフィスをつくりたいなと頭の中でそのシステムをもやもやと考えていたことがありましたが、やはり「場所の提供」がメインになっていた感があります。

創業・起業を考える若い人たちの初期投資を抑えて動きやすくするという意味では、「場所の提供」だけでも十分意味のあることではあると思います。ですが、いくつか同じようなコワーキングスペースが近い場所にあったとき---例えば福島市にもあるけれど、桑折町のスペースにぜひ来てもらいたいと考えたとき、差別化の最たるものは「人」なのではないかと。

代表の方の話を聞いて、そんな想いを強くしたところでした。

 

いかがでしたでしょうか?

この「Fukushima-BASE」のある場所は再開発が決まっており、2022年1月までしか使えないとのこと。ですがその先のビジョンもあり、現在も所属する会員さんを介したプロジェクトが複数動いているということで、現状非常に充実した取り組みが行われているんだなと感じることができました。

学生やフリーランス、個人事業主の方などで、何か新しいことを始めたいという方。新たな人脈をつくりたいという方は、ぜひ1度この「Fukushima-BASE」を訪れてみてください!


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