前回の続きになります。

「理想の家」への希望・考え方を整理し明確にしていくためには、どんなことをすれば良いか? そのポイントを3つに分けて紹介したいと思います。今回はその3つ目です。

3.集めた情報を基に、新しい生活を「想像」する。

今住んでいる家を振り返り、家づくりについての情報を集め、そして次は最後のステップ「想像」です。集めた情報を基に、これから住むことになる「理想の家」での新しい生活を具体的に想像してみてください。

・平屋がいいのか2階建てがいいのか。
・外観は洋風がいいのか和風がいいのか・・・・。

といった大きなところは、今まで家づくりを考えてきた中で割と結論が出てきているのではないかと思います。今度は、その家での生活についてもうちょっと細かいところまで考えてみましょう。例えば、

・リビングはソファセットを置くのか床座がいいのか。
・和室はあった方が良いか、またリビングと一体にしたいか。
・トイレは1階・2階両方にあった方が良いか。
・洗面所にはタオルなどを置く収納が多めにあった方がいいか。
・階段は廊下から上がるのか、リビングを通って上がるのか。
・子ども部屋は何部屋欲しいのか。

などなど、考えれば本当にキリがなくなってしまいますが、いろいろと新生活を想像してみましょう。

住宅展示場でカタログを貰ったり、プラン集のような本を買ったりして、間取りについても想像が膨らんでいくところです。ただ、こうしたカタログや本に載っている間取りはあくまでハウスメーカーが考えたものだったり他の人のためにつくられたものであって、もちろん参考にはなりますが、あなたにとって良い間取りなのかというとそうではありません。

ですので、新しい生活を具体的に想像していくことによって、あなたにとって住みやすい「理想の家」を考えていこうという訳です。住宅展示場に行った後などは、展示場の「魅せる」ための空間に影響を受け、「想像」が「妄想」になってしまうこともあるかもしれません(^^;。

ですが、自身の生活・行動を基準に家づくりを考えていくことで、現実からそうかけ離れることなく、あなたにとっての「理想の家」づくりを進めていけるのではないかと思います。

実際にペンを持って間取り図を描いてみても良いでしょう。
ノートに気になった事項を羅列しておいても良いかもしれません。
そうして出てきたあなたと家族の家づくりに対する考え方を、家づくりを任せてみたいという相手に提示することになります。

そこで次回からは、家づくりを任せてみたい相手をどうやって選んでいったら良いか、その見極め方について考えていきたいと思います。


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