先日、町主催の「地域で支え合う仕組みづくり勉強会」に参加してきました。

このタイトルだけだと「どんな勉強会?」とハッキリしない感じがありますが、簡単に言えば「地域包括ケアシステムに基づいた協議体の設置をするための勉強会」いうことになります。余計分かりづらいですね(笑)。

講演会の様子

「地域包括ケアシステム」という言葉、皆さんご存じでしょうか? 国の担当機関である厚生労働省のサイトに記載されている内容によると、

 


2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるようにための地域の包括的な支援・サービス提供体制のこと。

保険者である市町村や都道府県が、地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げていくことが必要で、住まい・医療・介護・予防・生活支援の一体的な提供をしていく。


というものになっています。

高齢者の数が増加の一途を辿っており、現時点でも特別養護老人ホームなど施設への待機者数が増加し続けている状態。施設頼みの現状のケアでは限界があるということで、今後は「施設から在宅へ」ケアの場が移行していくことになります。

そうしたときに頼りになるのは、地域の人たち。

主な介護はプロにお願いするにしても、ゴミ出しや買い物の補助など特に日常生活に関する部分については、地域のみんなでお互い助け合っていきましょう! というのが基本的なコンセプトなのかなと感じています。

そして、その地域で具体的にどんなことをやっていくのか、どんなことができるのか、地域のみんなで情報交換をしながら話し合って行く場が「協議体」になります。

この勉強会自体は昨年から複数回行われてきており、今は協議体立ち上げ間近という大事な局面に入ってきているところ。「福祉住環境コーディネーター」という資格を持ち、福祉と住まいのつながりを意識してきた経緯があったため興味を持って参加してきた私ですが、こうした重要な組織のスタートに立ち会えるというのはとても貴重だなと感じています。

自分の力がどこまで役に立つのか分かりませんが、地域のためになるように、そしてその経験が自分の仕事にもフィードバックできるように、参加していきたいと思います。


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