福島県桑折町で空き家対策に積極的に取り組んでいる専門家集団「桑折まちづくりネット」。私 おの設計も一級建築士として参加していますが、この団体が同じ福島県の田村市で開催される「空き家活用セミナー」に講師として参加します!
全国的に問題となっている「空き家」。同じ活動している団体も
今回の講師のお話は、福島県の田村地域で空き家対策の活動を行っている「田村地域空き家の窓口」さんから依頼があったもの。私たち「桑折まちづくりネット」と同じように、国土交通省の「空き家対策の担い手強化・連携モデル事業」の採択を受け、地域の空き家問題解決へ向け積極的に動いている団体です。
この記事を書いている1/7(火)に、セミナー開催へ向けて「田村地域空き家の窓口」さんとの打ち合わせが行われました。
相談を受けることはできても、すぐ解決とはいかない難しい現状
この打ち合わせでは、セミナー当日についての話もさることながら、お互いの活動状況やこれまでの経緯などざっくばらんに情報交換を行うことができました。
「空き家問題」に関しては、もちろん地域性による違いもありますが、共通して言えるのは、どれひとつ取っても「同じ状況」のものはないということ。
建物の状況もしかり。周辺の状況もしかり。所有者の状況もしかり、です。
私たちは、相談を受けて個々の状況を把握しながら、問題解決に向けてでき得る最善の動きを考えていきます。ですがそれでも、解決までにはある程度長い時間がかかってしまうのが現状です。
「空き家」になっているということは、何かしら理由があるからこそ。
本来、負の財産となり得る「空き家」は、できることなら売ったり貸したりして早々に手放した方がベターですよね。ですが
・相続問題で揉めている
・誰も住まなくなったとはいえ、生まれ育った家を処分するのは忍びない
・遠方に住んでおり、年に1・2回は来るのでそのままにしておきたい
・使わないものを入れておく物置になっており、特に現状を変える必要がない
などなど理由はさまざまありますが、何かが「障害」になって「空き家」が生まれてしまうのが実情です。
その「障害」を取り除くためには、ある程度時間をかけて絡み合った糸を解きほぐしていかなければいけないんだと、現場で動きながら感じているところです。
私たち「桑折まちづくりネット」も、まだまだ発展途上。どれだけのものを伝えられるか分かりませんが、現状お伝えできることを精一杯お話してきたいと思います。
田村地域空き家の窓口主催 第5回空き家活用セミナー
「桑折まちづくりネット」から学ぶ
行政および町の専門家と連携した空き家対策
【日時】2020年1月17日(金) 15:00~16:30
【会場】テラス石森(福島県田村市船引町石森字舘108)
【定員】30名
【参加費】無料
【問合せ・申込】田村地域空き家の窓口
TEL:0247-61-7579
メール:info@tamura-akiya.com
近くにお住まいの方で、空き家問題について気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加いただけると嬉しいです。
最後に、両団体の公式サイトを紹介。ぜひこちらもチェックください!
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