おの設計のある福島県桑折町は、年間通して西風が強いです。町の中心から見て北西方向に半田山という山があり、そちらから風が吹きつけてくるため「半田おろし」などと呼ばれています。

この強い風が吹くと、在来線の電車も安全確保のために停止してしまうことが度々ある程で、住宅もきしんだ音を立てて揺れるため、夜中などは大人でも怖さを感じてしまいます。

「じゃ、風に強い家を建てればいいんじゃ?」

と思うかもしれませんが、実は現在の住宅の強さは、地震の力だけじゃなく風の力も考慮に入れた設計になっているんです。

「地震力」と「風圧力」のうち強い方の力を、住宅の強さの基準に

住宅の強さは、現在は「壁量計算」と呼ばれる方法で計算するのが一般的になっています。地震や風の力に耐えるための「耐力壁」が建物の中にどれくらいあるか。その量によって建物の強さが決まるという訳です。

「地震力」と「風圧力」それぞれ下記のような特徴を持っています。

「地震力」
住宅の各階の床面積の大きさによって決まるもの。床面積が大きければ地震が起きたときに受ける力も大きくなるため、その分「耐力壁」もたくさん必要になってきます。

「風圧力」
住宅の外壁面の大きさ(見付面積といいます)によって決まるもの。外壁面が大きければ風を受ける面積も大きくなるため、その分「耐力壁」もたくさん必要になってきます。

住宅の打ち合わせが進み建物の大きさが決まったら、その大きさに応じて必要な「地震力」と「風圧力」を計算して数値を出し、その数字以上の「耐力壁」を建物の中に設けていく。これで初めて、法律の基準を満たす強さを持った住宅になるという訳です。

法律で規定する強さはあくまで最低限。さらに余裕を見るのがベスト

ただし、上で述べた話はあくまで最低限のラインだと考えてください。

この計算で出した数値を少しでも上回れば、法律上はOKとなります。ですがこの「建築基準法」という法律で定められた強さは、「震度6強~7で倒壊しない程度」の強さ。倒壊しないというだけで、大地震により損傷・損壊する可能性はあるということになります。

東日本大震災以降、地震や台風など日本各地で自然災害が続いています。そうした中で、「建築基準法」ギリギリの強さの建物では、あなたと家族の生命・財産全てを守り切ることが難しくなることも予想されます。

建築資金や他の要望との兼ね合いももちろん出てくる部分ではありますが、できるだけ余裕のある強さを持ち合わせた住宅にしておくことをお勧めします。

住宅の耐震性に関しては、先日こんな記事を書きました。

次世代住宅ポイント制度の対象にも。「耐震等級2」とはどんな住宅?

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良かったらこちらもご活用ください。


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