2019年1月17日。阪神淡路大震災の発生から24年を迎えたこの日。ブログの記事もやはり災害のことについて書きたいということで、今回は災害時にとても役立つツール「Twitter」の活用についてです。
災害時のTwitter活用は、東日本大震災が契機
今でこそ災害時はTwitterがとても便利だという話が広がっていますが、これは2011年に発生した東日本大震災のときが始まりでした。詳しくは、下記リンク先の記事が参考になるかと思います。
東日本大震災におけるツイッターの利用状況について(BIGLOBE)
私自身はというと、そのときはまだTwitterを積極的に使っておらず、福島県という被災地の一部にいながらも、有効活用することはできませんでした。
ただ震災直後の時点では電源の確保もままならず、極力スマートフォンを使わないようにしていたので、そういった意味でも上手く使うことはできなかったかもしれません。
今や、災害対策の一部として予備電源を持ち歩いたり太陽光で充電できるグッズが登場したりと、さまざまな電源対策が出てきているので、今現在はその辺の心配は少なくなってきているのかもしれません。
メディアでは報じられないような、細かな地域の情報が得られるTwiiter
私が実際Twitterの恩恵にあずかることができたのは、岩手県で発生した豪雨災害のときでした。
台風直撃による豪雨で河川の氾濫が起き、避難指示が岩手県各地で出ているような状態。妻が岩手出身で義兄家族が川の近くに住んでいたため、避難場所となっている近くの小学校に避難するという連絡はありましたが、気が気じゃない状況でした。
テレビなどメディアでも豪雨の様子は報じられてはいましたが、自分たちが知りたいのは、義兄家族がいる一地域の状況。もちろんピンポイントでそうした場所の情報が流れてくることはなく、そこでふと思いついたのがTwitterで検索してみることでした。
実際検索をしてみると、同じ地域に住む人が川の様子や避難の状況などを写真付きでUPしてくれているものを発見。少ないながらもそうした情報があったおかげで現地の状況を知ることができ、とてもありがたく感じたのを覚えています。
災害時にもさまざまな活用の可能性があるTwitter
上記は私の体験だけでしたが、東日本大震災から時間が経った現在、災害時のTwitterの活用は更に多方面に進んでいます。下記リンク先には、本家のTwitter Japanが掲載した災害時の活用法がありますので、ぜひこの機会にもう1度確認してみてください。
災害時におけるTwitterの6つの活用法(Twitter Japan)
災害は、これからもいつどこでどんなものが起こるか分かりません。実際その身に災害が降りかかってきたときに、いかに自分と家族を守ることができるか。それは、普段からの情報の蓄積が大きくモノを言うことになります。
何も起きていない今だからこそ、災害への備えを。
私も心しておかねばと改めて感じた、1月17日の夜でした。
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