福島県金山町と、全国の信用金庫でつくる「“よい仕事おこし”フェア実行委員会」が、移住定住促進に関する包括連携協定を結ぶというニュースが流れました。

新型コロナウイルスの流行が収まる気配を見せない中、テレワークやWeb会議の普及。「地方で働く」という可能性が今まで以上にクローズアップされてきています。

おの設計のある福島県桑折町や、周辺の国見町、伊達市、福島市といった県北地域では、移住定住促進に関して現状どのような動きを見せているでしょうか?

田舎イメージ

福島県県北地域各市町村の移住定住政策の状況は?

■桑折町

桑折町 移住定住対策ページ

東京圏から桑折町に移住し対象企業等に就職した方を対象にした「桑折町移住支援金給付事業補助金」や、本格移住の前にお試し滞在ができる「ホタピーハウス」の存在など、割と充実した感が。

若者向けには、JRでの電車通勤への補助金や新婚世帯への家賃支援など、さらなる優遇措置も。

こうした補助を上手く使えば、移住のハードルをかなり下げることができそうです。

■国見町

100均物件ではじめよう 国見町ライフ

国見町には、残念ながら移住定住に関する専用のページはありませんでした。

ただ面白い取り組みをしているのが、上記リンク先で紹介している「空き家を100円で売ります」という事業。2020年12月現在で1件動きがあったようですので、今後に期待したいところです。

また、ページの最後には国見町で行っている移住定住政策に関する説明もありましたので、気になる方はそちらもぜひご覧ください。

■伊達市

伊達市移住促進サイト

福島県伊達市には、非常に充実した移住促進サイトが。情報の更新も頻繁に行われており、積極的に事業を行っていることが窺えます。

直近の情報では、伊達市独自の「教育・保育職向け移住支援事業」のPRを実施。きちんとした方向性を持った取り組みが今後どのように動いていくのか、とても興味深いところです。

■福島市

福島市移住応援サイト「ふくがましまし、ふくしまし。」

県都・福島市でも、この12月にちょうど上記サイトがオープンしたところ。基本的な情報から、就職・結婚・子育てといった移住に関して気になる情報を網羅したサイトになっています。

移住者の声も複数掲載されていますので、実際に移住を考える際にはとても参考になりそうです。

「桑折まちづくりネット」では「移住相談会」も実施

また、空き家・空き店舗対策を中心にまちづくりを行っており私も所属している任意団体「桑折まちづくりネット」では、今年度福島県の委託事業として県北地域を対象とした「移住相談会」を実施。

2020年11月15日 オンライン「移住・定住相談会」を開催します

本来東京に行って実施する予定の事業でしたが、今回のコロナ禍を受けてオンラインでの相談会に変更。告知の面など難しい部分もありましたが、今後につながる良い経験ができたと感じています。

コロナ禍の中で、移住を検討する人は確実に増加

上記の「オンライン移住相談会」を実施する中で、認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」に全面的にご協力をいただきました。

その準備段階で担当者の方から伺ったのが、新型コロナウイルスの影響が出てから、地方への移住を検討する問い合わせは確実に増えているというお話でした。

ただそれは「〇〇県に行きたい!」という具体的なものではなく、東京圏から離れたいわゆる「田舎の方に行きたい」というアバウトなもの。

現時点で福島がクローズアップされていないのは残念ではありますが、やり方次第では福島に注目を集めることもまだまだ可能だということ。継続して情報発信を行っていくことが何より大切になってきますね。

「桑折まちづくりネット」でも、今後移住定住事業に関して積極的に行っていければと思っています。動きがあればまたこのブログでもお知らせしていきますので、ぜひご期待ください!


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