火の用心

2018年3月11日。震災から7年。TVでは、震災を振り返る特集が繰り返し流されていましたが、皆さんはどんな想いでこの日を迎えたでしょうか? この日私は、地元消防団の初午行事へ参加。担当地区の消火栓が使えるかどうか点検をしたり、写真のような火の用心の紙を各戸に配って歩いたりしていました。

あれだけの大きな災害があっても、時間が経てば防災意識もどうしても薄れてくるもの。私も、以前はしっかり備蓄品の確認などをしていましたが、最近はそれも放りっぱなしになっていたり。これを機に、もう1度気持ちを新たにしなければいけないと改めて思ったところです。

そこでもう1度確認しておきたい災害対策を3つほど。

1.電気に頼らない生活ができる備えを
大きな災害で停電になれば、生活に大きな支障が出てきます。オール電化住宅の方はなおさらです。電気がなくても数日は生活できるだけの準備を整えておきましょう。例えば、卓上コンロ。電池式石油ストーブ。充電式ソーラーラジオなど。

2.備蓄品の再確認を
震災当時に準備した備蓄品を、もう1度確認してみてください。食べ物だったら消費期限、電池だったら使用期限。あれから7年。そろそろ使えないものも出てくるはずです。いざというときに役に立たないんじゃ、備蓄の意味はありません。

3.備蓄品は取り出しやすい場所に保管を
最初は置き場所に気を付けていた備蓄品も、7年間使わないとなると押し入れの奥に押し込まれていませんか? 建物自体が壊れたり家具や家電が倒れて道を塞いでしまったりすると、すぐに取り出せなくなってしまうことも。置き場所にももう1度配慮をしておきましょう。

311の空

最後に、火の見櫓の上で撮影した、3月11日朝の桑折町の様子を。何事もない日が続くことを祈りつつ、あなたと家族を守るため、備えだけはしっかりしておきましょう。


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