空き家サンプル

今日は1日、地元の町の空き家調査に出かけていました。本格調査は昨年度に実施しましたが、今回はその追加調査。水道の閉栓データなどを基に、空き家の可能性がある場所を1か所ずつ調査をしてきたところです。

空き家も生き物---いや、生きている訳ではもちろんないんですが、前回調査したものと比べると、若干変化が起きているところもあったりします。

多いのが、既に除却されて更地になっているというパターン。加えて新しい住宅が既に建っているなんていう場所もありました。土地の利活用が進むことは良いことですね。

このように良い方向に進んでいる場合もあれば、家主が亡くなったりして空き家になってしまうようなパターンも残念ながら増えています。今後、全国的にも空き家の積極的な流通促進・利活用が推し進められていく流れになっていますが、それが1年も前のデータでは正直役に立たないというのが実情かと思います。

空き家の状態・状況の管理と定期的な情報の更新。これは、空き家の利活用を勧めていく中で欠かすことのできない大事な要件です。「空き家バンク」の登録件数を増やすことも大事ではありますが、見えない部分での地道な苦労を怠らないこと。それが、例え遠回りでも空き家問題を解決していく道にしっかりとつながっていくことになると思います。


おの設計イラスト

おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。

おの建築設計事務所
【住所】福島県伊達郡桑折町字諏訪40-22
【TEL】024-582-3004
【Facebook】小野 紀章
【Twitter】おの設計(小野紀章)@桑折
【instagram】koori_onosekkei

各種SNSの友達申請・フォローもお気軽にどうぞ!

ご意見・ご質問等、各種お問い合わせはこちらから。
おの設計 お問い合わせフォーム

また、下のボタンから各種SNSに拡散していただけると嬉しいです!