少し前のニュースですが、こんな記事がありました。

“ガス給湯器”ピンチ 在庫不足で「交換11カ月待ちも」…業者「品物ないと仕事減る」

ガス給湯器が長い在庫不足に陥っており、設置や交換までに1年近く待たされることもあるという内容です。これが自分の家での話になれば・・・・困ってしまいますね。

「壊れてから」では遅すぎる。不調を感じたら早めの対応を

新型コロナの影響や世界的な半導体不足によって生じている、ガス給湯器品薄の状況。記事内では、給湯器が故障し交換を依頼したものの、4か月待ちになったとの話が書かれていました。給湯なしでひと冬を越えなければいけないというのは、かなりキツいですよね。

ガス給湯器ではないですが、わが家でも以前エコキュートが故障したことがありました。結局新しいものを設置することになったのですが、交換までに要した日にちが約1週間。その間、お風呂は近くの温泉に日帰り入浴に行っていました。

最初は旅行気分で良いかと思っていたんですが、これが毎日かと思うとなかなか大変でしたね。1週間だから何とかガマンできたものの、上記の記事の方のように4か月だったら・・・・。費用としても手間としても、かなりの負担になるかと思います。

普通だったら、多少不調を感じたとしてもだましだまし使い、「もうこれはダメだな」とヒドい状態になったときにいざ交換という方も多いのではないでしょうか。ただ商品不足の今それをやってしまうと、記事内の方のように長いブランクを抱えるようになってしまうかもしれません。

不調を感じた時点で、まず点検依頼。早め早めの対応が吉となりそうです。

ガス給湯器以外でも、不足がちな設備機器が

このガス給湯器不足のニュースについて、先日地元工務店の社長さんと話をする機会がありました。記事の内容はもちろん知っていたのですが、さらに

「ウチでは最近IHも時間がかかってダメですね」

という声が。キッチンで使う「IHクッキングヒーター」のことですね。最近はガスよりもIHを選ぶ人が多いのも要因かとは思いますが、キッチンのリフォームなどをお考えの方は注意が必要です。

ひと頃はトイレ、特にウォシュレット付き便座の品不足が問題になったこともありました。新型コロナやウクライナの現状など、世界的に見ても不安定な状況はまだしばらくは続きそうな感じが。ガス給湯器に限らず、住まいに関する不具合は早めの対応をお勧めします。