強引な動員をかけて集まった100人と、告知に興味を持って集まってくれた20人。あなたが講演会を主催する立場になったとしたら、どちらの方が良いと思いますか?

先日参加した会議で話題に上った、講演会の告知・動員についてのお話です。

セミナーの様子

講演会やイベントなど事業を主催する側に回れば、少しでも多くの人に参加してもらいたいというのは誰しもが思うことですよね。

ですが、告知・宣伝というのは本当に難しいもの。限られた予算の中で、どれだけ多くの人に事業の魅力を伝えることができるのか。商工会青年部などでたくさんのイベントに関わってきた経験があるだけに、その大変さは私も痛いほど分かります。

せっかく事業を行うのに、参加者が集まらない。すると、どうするか---。主催者側の人脈やコネなどを使って、半ば強制的に動員をかけてしまうんですね。

「あなたの団体からは5人、そちらでは3人は何とか・・・・」

頭を下げてお願いをし、何とか会場も8割方が埋まり、形になって良かった良かったとひと段落。でも、それで本当に良いんでしょうか?

私も何度か経験がありますが、義理で参加した講演会などは正直何も残らないことが多いです。もっと酷ければ、講演中に居眠りさえしてしまうことも。それは私に限らず、仕方なく講演会に参加した多くの方に見られることだと思います。何とか頭数を揃えて体裁を整えただけの講演会に、はたして何の意味があるんでしょうか?

強引な動員をかけて集まった100人と、告知に興味を持って集まってくれた20人。

今の私なら、迷わず後者を選びます。大して内容に興味もなく義理で集まった100人より、真摯に話を聴いてくれる20人。どんなに会場がガラガラで見た目が悪くとも、後に繋がっていくのは興味を持って自分から参加してくれた人たちに間違いありません。

「見た目」を取るか、「実」を取るか。あなたならどちらを選びますか?


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