道の駅りょうぜん外観01

先日、2018年3月24日(土) 福島県伊達市にオープン予定の、道の駅「伊達の郷りょうぜん」の見学会にお邪魔してきました。これは、私が所属している「福島県建築士会伊達支部」が主催したもので、設計者が同じ団体に所属している縁で開催の運びとなったものです。

道の駅りょうぜんマップ

現在建設中の、海沿いにある福島県相馬市と内陸を走る東北自動車道を結ぶ復興支援道路「相馬福島道路」。この途中に位置する道の駅として、福島県伊達市霊山町に建設されました。

道の駅りょうぜん内部01

天井が高い吹き抜けになっている売店スペース。開放感のあるつくりになっています。

道の駅りょうぜん内部02

奥に見えた木の縦格子には、地元産材を使用。横桟が目立たないよう、背景の色と合わせて塗装するなどの細やかな配慮も。

道の駅りょうぜん内部03

直売所コーナーに設けられた焼きたてパン工房。他にレストランもあり、地元の食材を活かしたさまざまな料理が並ぶことになりそうです。

道の駅りょうぜん模型

休憩・情報コーナーには、建物の模型や建設中の様子を物語る写真などが。

道の駅りょうぜんトイレ入口

トイレの入り口。こうした案内サインも設計者がデザインしたとのこと。

道の駅りょうぜん男子トイレ

こちらが男子トイレ。先日行われたTVの中継では「美術館のようなトイレ」と評された、明るく開放的な空間になっています。

道の駅りょうぜん女子トイレ

こちらは女子トイレ。男子側とはまた趣が違い、中央にアイランド型の手洗いスペース。両側に個室が並び、奥には化粧スペースが。

道の駅りょうぜん女子トイレ洗面台

設計の段階で女性の意見を取り入れたとのことで、ゆとりと清潔感のあるスペースになっています。

道の駅りょうぜん外観02

また、別棟にはテナントが入るフードガーデンも。「山間(やまあい)と農村に浮かぶ平成の宿場集落」というコンセプトにあるように、通りに面して店が配置され、宿場町を歩いて散策するようなイメージでつくられているとのこと。

道の駅りょうぜん外観03

設計者の意図が細かな部分まで行き渡った「賑和囲の拠点」。設計したのは、地元福島県伊達市の中山建築研究所・中山武徳さん。

道の駅りょうぜん説明01

当日も丁寧の説明をしてくださいました。中山建築研究所さんの公式サイトはこちら。

株式会社 中山建築研究所

道の駅りょうぜんチラシ

2018年3月24日(土) オープン予定の福島県伊達市「道の駅 伊達の郷りょうぜん」。その頃には気候も随分暖かくなっているかと思いますので、春の訪れを感じつつドライブがてらにぜひお越しいただければと思います。


おの設計イラスト

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