「ただクーポンを配るだけの事業にはしたくないんですよね」
今夜行われた桑折町商工会青年部の委員会での、委員長の一言です。
その気持ち、よく分かります。
例えば商店街を巡るスタンプラリーを企画したとして、1等の景品を某テーマパークの旅行券にする。はたまた、イベントのチラシに割引クーポンを付けて消費を促す。どちらも分かりやすい集客策かと思います。
でも、それって次につながりますか?
商工会青年部で数多くのイベントに携わってきて、最近よく思うんです。たくさんの景品やクーポンで釣れば、確かに集客は増えるかもしれない。イベント自体は成功を収めるかもしれない。
ただその後、どれだけの影響が町に残りますか?
何もイベントがないとき、商店街に来る人は増えていますか?
地元桑折町では近年、<東日本の「ご当地バーガー」の祭典>と銘打った一大イベント「ふくしまバーガーサミット」を行うようになり、毎年20,000人超という町民数以上の集客を誇るまでになりました。
今年の「ふくしまバーガーサミット2017 in 桑折」は10月22日(日)の開催が決定し、現在出店するご当地バーガーを鋭意募集中といったところです。
しかし、イベントでそこまで成功を収めることができても、日常の町への影響はほとんどありません。まだ、ほんの一時の賑わいに過ぎないんです。
「バーガーサミット」の開始から今年で4年目を迎え、新しい体制で新年度をスタートした桑折町商工会青年部は、イベントを継続しつつもその良い影響を普段の町に、商店街に持ってきたいと考え、新たな企画を練っているところです。それが、冒頭の委員長の言葉につながるものでした。
決して簡単な道程ではありません。
限られた時間。
限られた人員。
限られた予算。
様々な制約がある中で新規事業に取り組む若い青年部員の姿は、本当に頼もしいものがあります。青年部の中では部長職も経験し終え、既に最年長の部類の入っている自分としては、良いサポート役になれるよう今後も活動のお手伝いをしていきたいと思うところです。
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