2020年12月4日(金)午後3時30分から、福島県伊達市で開催する「空き家対策講演会」に、講師の1人して参加することになりました。空き家問題に対する興味は、場所を問わず全国各地で大きくなっています。
「桑折まちづくりネット」の活動PRがきっかけに
今回の講演会の主催は、公益社団法人 福島県建築士会伊達支部。建築士の資格を持った人が所属しているいわゆる業界団体で、福島県中通りの県北地域で活動を行っています。
この団体、私も一級建築士の資格を所有している者として参加。庶務として活動をしていますが、これまで空き家に関する活動について多く話をする機会はありませんでした。
今回講演会を開催するきっかけになったのは、私がFacebookで空き家活動に関する発信をしていたこと。同じ建築士会で活動している役員の1人の方がそれを目にし、自身の地元で急速に増えつつある空き家対策として何かできないかという想いから始まったものでした。
私が空き家対策の取り組みに携わるようになって、今年で5年目。「桑折まちづくりネット」という団体ができ、国土交通省の補助事業の採択を受け活動するようになってから3年目となります。
TwitterやFacebookといったSNSでも情報の発信を始めており、それが実を結んだ形です。
■桑折まちづくりネット Twitterアカウント
桑折まちづくりネット＠福島県桑折町 空き家対策からまちづくり
■桑折まちづくりネット Facebookページ
桑折まちづくりネット
行政と民間の連携が必須となる空き家対策活動
今回の講演会のタイトルは
「行政と連携した空き家対策の現状と今後について」。
ここまで空き家対策の取り組みを進めてきて感じているのが、行政だけ熱心でも、民間だけ頑張っていても、空き家問題は解決しないだろうということです。
個人情報の取り扱いや安心・安全の担保には行政の力が、フットワークの軽い動きの良さと具体的な問題の解決には経験のある民間の専門家の力が必要になってきます。
ここ数年かけて地元・桑折町で取り組んできたことを中心に、行政と民間の関わり方についてお話できればなと思っています。
「桑折まちづくりネット」からは、代表で保険コンサルタントの藤倉、副代表で宅地建物取引士の佐々木、そして一級建築士の私が参加する予定です。
福島県伊達市近郊の方で、空き家に関する取り組みにご興味のある方は、ぜひこの機会にご参加いただければと思います。時節柄、コロナ感染対策だけはしっかりとご準備をお願いいたします。
【演題】
行政と連携した空き家対策の現状と今後について
～「桑折まちづくりネット」の先行事例に学ぶ空き家問題～
【日時】
2020年12月4日(日) 午後3時30分～5時
【会場】
保原中央交流館 3階 大会議室
（福島県伊達市保原町字宮下111－4）
【その他】
入場無料。事前申込不要。
感染症対策のため、当日受付時に住所・氏名・電話番号のご記入をお願いいたします。
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