
先日、空き家対策に取り組む任意団体「桑折まちづくりネット」と桑折町役場の月に1度の定例会議が開催されました。
桑折町では町内の空き家調査を毎年続けており、今年で9年目に。おの設計は、その最初期から活動に携わっています。すぐに結果が出るものだとは思っていませんでしたが、9年も取り組みを続けてこられたことは1つの成果でもあり、また空き家問題が解決していない証拠でもあります。
こうして長く活動を続けることができたのは、まちづくりネットのメンバーや町担当者と気兼ねなくさまざまな意見・情報交換をしてこれたというのが大きいかなと思います。宅地建物取引士、司法書士、保険コンサルタント、FP、弁護士、土地家屋調査士、そして建築士の私と、役場の担当職員。多種多様な専門家がそれぞれの立場から提案・意見を発してくれることは、何よりも貴重な機会となっています。
ここ数年毎年応募している国土交通省の補助事業に、今年度も申請をしたばかり。その成否によって内容が変わる部分もありますが、令和6年度も地道に、真摯に空き家対策に取り組んでいきたいと思うところです。