最近、犬や猫といったペット関連の知識を意識的にインプットしている自分ですが、ちょっと気になるニュース記事が。
【岩手から伝えたい】海水に漬かり愛犬失う 「家族の一員」でも理解されない悲しみ
岩手日報社とYahoo!ニュースによる連携企画記事が転載されたものです。東日本大震災のときに、ペットを飼っていた人たちはどうしていたのか。
「ようやく語られ始めたペットを巡るエピソードから、改めていま必要な備えを考えます。」
という言葉に、現状の自分はどうなのか、ふと考えてみたくなりました。
ペットを連れては避難所に入れないという現実
東日本大震災のときは、自分が被災地の真っ只中である福島にいたことで情報に触れる余裕がなかったのか、ペットと災害についての報道を目にするようになったのは、熊本地震が契機でした。
ペット同伴に避難者が避難所に入れず、車を中心とした避難生活を過ごす。そんな映像をニュースで見ていた覚えがあります。検索をしてみると、こんな記事もありました。
【熊本地震】「人の水もないのに犬に飲ませるのか?」 ペット同伴避難でトラブル相次ぐ 唯一のペット避難所は…
確かに、東日本大震災や熊本地震のような大災害となると、人の対策が優先になってしまうのも分からない訳ではありません。でも、今やペットは「家族」。ペットを大事に飼っている人にとっては、かけがえのない命に他なりません。
わが家にも、今は4歳のトイプードルの女の子が一緒。まさに家族同然の存在です。そんな今、東日本大震災と同じ規模の災害が起こったら・・・・。ペットに対するちゃんとした対応・対策ができているかと言われると、正直不安しかない状況です。
今すぐにでもできる、ペットの災害対策は・・・・?
ふと考えてみると、今自分が行っているペットの災害対策は
普段使っているものを、余裕を持って多めに買いそろえておく
ことなのかなと思います。災害に限らずですが、急になくなったりしないようにと、フードや水、トイレシートなどは余裕を持って買い置きしています。
東日本大震災のときを思い出すと、人用の食べ物や水についてはある程度早い段階から配給の態勢も整い、大きな混乱はなかった印象が。
逆に足りないと言われていたのは、紙おむつや粉ミルクといった赤ちゃん用品や、高齢者の介護用品など。ペットグッズに関しては、話題にすら上らないような状況だったと思います。(※ただペットに関しては、まだわが家にペットがいない状態だったので、意識が向いていないだけだったのかもしれませんが・・・・)
あれからいくつかの大災害を経て、災害時のペットへの対応なども少しずつ対策が行われつつあるようですが、全てを行政に頼るというのはまだ危険な気がしています。せめて1週間くらいは自分の力でペットへの対応ができるよう、日頃からの備えが必要なのかなと感じるところです。
ちなみに環境省では、「ペットの災害対策」として下記のようなまとめページをつくっています。
さらに、ペットグッズの販売を行っている下記サイトでは、分かりやすく4項目に分けてペットの防災対策について記載しています。
大災害が起きれば、いつもと違う環境に戸惑い、ペットたちも落ち着かなくなるもの。そうした「いざ」というときの対策をしっかりしておき、飼い主が落ち着いて対処をすることが、まずは大事なのかなと思います。
災害は、いつどこで誰の身に降りかかるか分かりません。余裕のあるうちに、できるだけの対策を。私も改めて心しておきたいと思います。
おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。
おの建築設計事務所
【住所】福島県伊達郡桑折町字諏訪40-22
【TEL】024-582-3004
【Facebook】小野 紀章
【Twitter】おの設計(小野紀章)@桑折 福島で家づくり
【instagram】koori_onosekkei
各種SNSの友達申請・フォローもお気軽にどうぞ!
ご意見・ご質問等、各種お問い合わせはこちらから。
おの設計 お問い合わせフォーム
また、下のボタンから各種SNSに拡散していただけると嬉しいです。