違う部屋にいたはずなのに、トタトタと足音がして気が付くと、犬が隣で尻尾を振っている・・・・なんて経験はありませんか?

犬は賢いので、家族の動きを観察しドアの開け方を覚えてしまうこともあります。「スゴいなぁ」と感心するものの、仕事や勉強中の場所、料理中のキッチンやトイレなど入ってきてほしくない場所もありますよね。

そこで犬にドアを開けられないようにするにはどうしたら良いか、そのポイントについて考えてみたいと思います。

犬とドア

安全面も考慮し、鍵付きの引き戸にするというのも1つの手

安全面を考えると、開きドアよりは引き戸の方が安全です。

というのも、ドアが開く側に犬がいると、知らずに開けてケガをさせてしまうことがあるから。広い部屋の側に開く場合はまだ避けようがありますが、狭い廊下側に開くようになっていると、そこにいた犬がドアと壁の間に挟まってしまう危険性も出てきます。

木製引き戸

その点、引き戸だとそうした危険は少なくなるので良いですね。

ただわが家の犬もそうですが、引き戸の場合ちょっとした隙間が空いていると、手を差し込んだり顔をぐりぐりっと入れたりして開けてしまう場合もあります。どうしても出入りさせたくない時間帯がある場合は、鍵付きの引き戸にしておくのも1つの手かと思います。

ドアにする場合は、取っ手や開き方に工夫を

ただ間取りの都合上、どうしてもドアにしなければいけない場合も出てきます。そんなときは

・ドアの取っ手を握り玉にする
・犬がいる側に開くドアにする

などの工夫をしておくのが良いです。

「握り玉」の取っ手とは、下の写真にあるような手首を捻って回さないと開けられない取っ手のタイプ。昔はこうしたドアが多かったですね。これだと犬もさすがに開けることができません。

ドアノブ

さらに下の写真は、現在使われているドアに主流の「レバーハンドル」という取っ手のタイプ。こちらだと、犬が前足を上げてレバーの取っ手に体重をかけるとガチャっと開けることができてしまいます。

さらに犬がいるところから奥の方に開いていくドアだと、そのまま体重をかければ簡単にドアが開いてしまい、どこにでも行けるように。それはマズいですよね。

ですので、普段犬がいるスペースの方に開くドアにしておけば、体重をかけて手前に引くというのはなかなかできないので、ドアを開けられる可能性を減らすことができます。

レバーハンドル

 

いかがでしたでしょうか?

今あるドアを取り換える・開く方向を変えることで対応できる部分もありますし、そこまでせずとも犬の居場所や動線に配慮することで解決できるパターンもあるかと思います。

あなたのお住まいにはどんな方法が合うのか、ぜひ考えてみてくださいね。


にほんブログ村 にほんブログ村へにほんブログ村


人気ブログランキング

ブログランキングに参加しています。
↑クリックで応援よろしくお願いいたします!↑


おの設計_人物画像

おの設計では、実作業(図面作成や現地調査など)の伴わない相談は基本無料です。メールでも電話でも、お気軽にお問い合わせください。

おの建築設計事務所
いぬとねこの家づくり工房
【住所】福島県伊達郡桑折町字諏訪40-22
【TEL】024-582-3004
【Facebook】小野 紀章
【Twitter】おの設計(小野紀章)@桑折 福島で家づくり
【instagram】koori_onosekkei

各種SNSの友達申請・フォローもお気軽にどうぞ!

毎週末にメールマガジンを配信中! 登録はこちらから。
おの設計メールマガジン 登録フォーム

ご意見・ご質問等、各種お問い合わせはこちらから。
おの設計 お問い合わせフォーム