私が長年所属している団体の1つが、地元・福島県桑折町の桑折町商工会青年部。
一時期部長も務め、この春でとうとう卒業を迎えるのですが、その商工会青年部の事業が昨年末に2度のTV取材を受けるという珍しいことが。そして今年に入って新たにTV取材&番組収録のお話が! 本当スゴいことです。
昨年2度の取材を受けた、町内飲食店回遊企画「#食の回堂」
まず昨年2度のTV取材を受けたのが、桑折町内の飲食店を巡ってもらおうという回遊企画「#食の回堂」というもの。
町内にも美味しい店がまだまだあるのにも関わらず、PRの少なさや一見さんが入りづらい敷居の高さから新しいお客様が増えづらい状態でした。そこで今回の企画を実施して少しでもハードルを下げて、新しいお客様にたくさん来てもらおう!と企画したものでした。
詳しい企画内容については、過去に記事にもしていますので、そちらの方もご覧ください。
地元の飲食店を回遊しよう! 福島県桑折町で「#食の回堂」開催中
こちらの写真は、参加店10店舗の中でも1番人気となった地元寿司店「照寿し」さんの得々海鮮丼(1,100円)。チラシが新聞折込になると問い合わせ&来店が増え、遠方からチラシを持ってわざわざ来てくれたという方も。
中には、今回の企画をきっかけにお店を気に入ってくれて、その後定期的に店を訪れてくれる常連さんになった、などという話も聞くことができました。本当にありがたい話です。
こうした寂れつつある商店街に何とか賑わいを取り戻そうという企画が話題となり、地元福島の民報テレビ局で1度、NHKの東北放送局から1度取材があり、どちらもニュース番組の1コーナーで取り上げていただきました。
TV放送後はさらに反応があり、来客が増えるという好循環に。事業内容と広報活動が見事にかみ合った、過去の青年部事業の中でもまれに見る好例になったのではないかと感じています。
6年間継続してきた「ご当地バーガー」事業にも取材依頼が!
そして青年部事業の大きな柱と言えば、「ご当地バーガー」事業。
東日本大震災と原発事故の影響を受け、地元食材が多くの人から敬遠された時期がありました。そんな地元食材の安全性と美味しさのPR、そして停滞ムードが大きく漂っていた震災後の復旧・復興の意味を込めて2014年にスタートしたのが、「ご当地バーガー」を核としたイベント「ふくしまバーガーサミット」です。
地元食材を活かした「ご当地バーガー」でまちおこしをしている団体を福島県桑折町に集めて行ったイベントは、B級グルメ人気の波も受けて大成功を収めることに。その後毎年1~2万人の来場者を集める町最大級の一大イベントになりました。
過去のイベントの詳しい様子は、下記リンク先の過去記事をご覧ください。
「ふくしまバーガーサミット2018 in 桑折」たくさんの方のご来場に感謝!
昨年の2019年も10月に開催予定でしたが、大型台風の接近によりやむなく中止に。精一杯準備をしてきたスタッフ側は大きく肩を落としたところでしたが、今年に入ってこの「ご当地バーガー」事業についてもTVの取材と番組収録への参加依頼が舞い込んだのです!
TV局や詳しい番組内容などを現時点ではお知らせできないのが何とも歯がゆいところなのですが、かなり広範囲の、たくさんの方に見ていただけるものになるのではないかと思います。
続報がお伝えできる状況になりましたらこのブログでもお知らせいたしますので、ぜひご期待いただけると嬉しいです。
「実施→反省・改善→継続」のサイクルが生んだ、事業の成功
2つの事業のTV取材について書きましたが、どちらも相手側から取材の依頼が来たというのがスゴいところ。長年イベント事業を行ってきましたが、外部からのここまでの反応は過去にはなかったことです。
タイトルに「継続は力」と書きましたが、まさにこの一言に尽きるのかなと。
それもただ流れに任せて継続するだけではなく
・自分たちで計画した事業をきちんと実施
↓
・終了後に反省をし、それを踏まえた改善を
↓
・次年度の事業実施へ
といった、しっかりとした実施体制があったからこそだと思っています。
町内飲食店回遊企画「#食の回堂」も、過去2年間同様の事業を行いながら効果があまり得られなかったという苦い過去から生まれたものでした。
「ご当地バーガー」事業と「ふくしまバーガーサミット」も、答えの見えない中スタッフ間で議論と検討をそれこそ何度も重ねて生み出された、苦心の一作です。
「今までずっとやってきているから」
「上の人がやれと言っているから仕方なく・・・・」
といった後ろ向きなやり方ではなく、何が必要なのか自分たちで考え、しっかると作り上げていった結果が今なんだと思います。
今回行われるTV放送がたくさんの人の目に触れ、桑折町と商工会青年部の動きに興味を持ってくれる人が少しでも増えてくれればいいなと思うところです。
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