新年が明けても全く収まる気配を見せない新型コロナウイルス。1月といえば成人式が行われる時期ですが、全国どの自治体でも中止や延期といった対応が採られてきています。
おの設計のある福島県桑折町でも、昨年末に既に延期が決定。年が明けて1/5には、ゴールデンウィーク期間中に当たる5/2の開催を目指していく旨の告知がありました。
今回成人を迎える方には非常に酷な状況ですが、福島県の県北地域ではどのような状況になっているのか、ちょっと調べてみました。
延期・中止・オンラインでの開催など、自治体により対応の違いが
【桑折町】
まず上でも述べた桑折町ですが
■5/2に延期
■今回、成人式出席のため自主的にPCR検査などを受けた方に対して、検査費用の一部を助成
■貸衣装のキャンセルに伴う費用が発生した場合、その費用の一部を助成
など後日への延期を決定するとともに、金銭的に影響を受ける部分に関して一部助成をするなど、手厚い対応が採られています。新成人の方にとってはありがたい措置ですね。
【1月6日更新】令和3年桑折町成人式のお知らせ(福島県桑折町)
【国見町】
お隣国見町の状況は
■成人式典としては中止
■新成人が集い旧交を深め、励まし合える集いの場を企画検討
といった状況。費用の助成などについては、1/6時点では特に触れられていませんでした。
【伊達市】
職員から陽性者も出た伊達市では
■後日に延期が決定(日時は未定)
というアナウンスが。12/23と割と早い段階での決定でしたので、新成人の方も早めの対応ができたのではないかと思います。
【福島市】
福島県の県庁所在地でもある福島市は
■通常の式典の開催を見送り、オンラインによる開催に変更
■1/10(日) に、新成人代表・市長・教育長などが参加して開かれる式典をYoutubeでライブ配信
■インスタグラムでの「福島市新成人オンライン写真展」など、複数の企画を実施
■衣装のキャンセル料の補償はなし
■新成人が一同に会する式典の後日開催は予定なし
と、今回調べた中では唯一のオンライン開催が決定しています。さまざまな企画の実施とともに、できない部分についても明確に記載があり、しっかりとした対応がなされているという印象を受けました。
いかがでしたでしょうか? また、皆さんがお住まいの地域ではどのような状況でしょうか。
自治体によって対応はまちまちではありますが、新成人とそのご家族の想いをできるだけ汲み取りたいという意思は伝わってくるかなと思います。
後日開催が予定されているところもありますが、今後の新型コロナの状況によってはさらに変更になる可能性もありますので、逐次情報をチェックしておくことをお勧めします。
一生に一度の機会、コロナ禍に負けず思い出に残る機会になるよう祈るばかりです。
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