「シックハウス症候群」と「化学物質過敏症」の違いについて。
この2つの言葉、結局どちらも同じ意味じゃ?と思っている方も多いのではないでしょうか。
私も最初は、一般住宅で起こるのがシックハウスで、その他の場所で起こるものが化学物質過敏症かと思っていました。ところが、そうした「場所の違い」の問題ではなかったのです。
「シックハウス症候群」は、汚染された家に入れば誰にでもその症状が起こるという状態で、あくまで家屋の方に問題があるもの。
それに対して「化学物質過敏症」は、普通の人であれば特に問題のない汚染レベルの室内においても発症してしまうという、家屋には問題がないがその「人」に何らかの身体的な問題があるというものなんです。
そのため「化学物質過敏症」は、家屋の改善をしただけでは問題は解決せず、対象者に対して適切な医学的処置を施さなければいけないものとなっています。
このことから考えると、「シックハウス症候群」を治すのは建築の専門家、「化学物質過敏症」を治すのは医療の専門家ということになります。
※上記の定義はあくまで「シックハウス診断士」としての見地ということで、医学の専門家の方の意見はまた異なるものがあるとのことですので、ご了承ください。
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