皆さん「教育委員会」というとどんなイメージをお持ちですか?

何となくですが、ぱっと思い浮かぶのは「いじめ問題」が大きくなりマスコミの前で並んで謝罪会見をする場面。何もやってない。何をやってるんだかよく分からない----そんなネガティブなイメージを抱いている方が多いんじゃないかと思います。

でも実は私、その現役「教育委員」なんです。

教育委員辞令

教育委員の中には現役の保護者が最低1人はいなければならず、前任の保護者委員の方が退任されることから、その後任として昨年10月に就任。現在に至ります。

それまでは行政の教育サービスを受ける側。小学校のPTA役員はやっていましたが、教育行政に直接関わる立場になるとは夢にも思っていませんでした。

教育委員会に抱いていたイメージというのも、そこまで悪い印象を抱いてはいませんでしたが、特に良い訳でもなく。割とニュートラルというか、特に意識はしていなかったという方が正しいかもしれません。

そんな私が「中」に入って感じたのは、いや、いろいろなことが考えられているんだなということ。今まで当たり前に享受してきた様々な教育サービスや施策が、これだけ練られ・検討されてきているんだなということでした。

子どもたちの健やかな成長のために。
学力の向上のために。
そして更には、町民の生涯学習の充実のために---。

(教育委員会は、子どもたちのためだけではなく、文化・スポーツなどの生涯学習活動もその対象になっています。)

まさにそれまでになかった、新たな視界が開けたという感じがありました。ただ今度は自分がその一旦を担う立場になった訳で、微々たる力かもしれませんが、その職責を果たすべくできるだけのことはしたいと考えています。

・・・・とこんな記事を書いたのも、今日月例の教育委員会がありまして、中学3年生の国語の研究授業を拝見する機会があったからです。

小学校の方は娘もまだ現役ですので授業参観には行っていましたが、中学校となると本当に久しぶり。自分たちの頃のイメージで、シーンとした中で黙々と先生の話を聞きノートを取る雰囲気かと思っていたんですが、いや~全然違いました!

いくつかのグループに分かれてディスカッションをしながら、みんなで1つの答えを導き出していく授業形式。提示された問題も、クイズを思わせるような飽きさせないつくりに。先生も、電子黒板を駆使しながら分かりやすい説明を加えていく。

そんな内容の授業で、何より子どもたちがすごく楽しそうに授業を進めていたんですよね。

全ての授業がこの状態なのかというともちろんそうではないでしょうが、詰め込みだけではなく自分たちで考え、発言し、まとめていく能動的な授業スタイルがあることに、今の子どもたちは良い教育を受けているんだなぁとある意味羨ましく感じた午後のひとときでした。


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