住まいのエンディングノート

先日、空き家対策に積極的に取り組んでいる任意団体「桑折まちづくりネット」の6月定例会がありました。

一級建築士である私を始め、宅地建物取引士、司法書士、弁護士、土地家屋調査士など、空き家問題を解決に導く際に関わってくる各種専門家の方が月に1度集まり、活動内容の確認・検討、また情報交換を行うことになっています。

この場には地元・福島県桑折町の空き家担当職員も参加し、忌憚のない意見が交わされます。行政と民間が協働で・・・・とはよく言いますが、桑折町での空き家対策活動は、正にこの「協働」が上手くいっている好例と言えるかと思います。

今回は国土交通省から示された最新の資料を基に、自分たちの活動にそれらをいかに反映していけるか議論を重ねました。そのうちの一部を8月開催予定の「空き家対策セミナー」に活かしていくことになりそうで、今後さらに内容を詰めていかなければいけないところです。

この団体で町の空き家調査を毎年実施してきて、今年で9年目となります。長くやってきたことがしっかりと形になってきているなと実感できている今日この頃。令和6年度の活動も地道に展開していければと思います。