家づくりを進め工事が始まると、工事がきちんと進むように「かんり」が行われなければいけません。さて、意図的に「かんり」とひらがなで文字を書きましたが、建築工事の中には工事「監理」工事「管理」の2つの「かんり」があること、ご存知でしたか?

■工事「監理」とは?

もうひとつの「管理」と区別するため、漢字の成り立ちから「さらかん」と呼ぶこともある「監理」。実は、建築士法第2条第8項にしっかり明記されています。

「その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認すること」

これが工事「監理」です。

<その者>というのは、工事を監理する「監理者」と言われる人のこと。設計事務所などに所属する建築士がこの「監理者」となります。

<設計図書>とは、図面を始め、工事に必要な書類のこと。

ということでもう少し分かりやすくすると、工事「監理」とは

【工事が図面の通りに進んでいるかどうか、建築士がチェックをすること】

ということになります。

 

■工事「管理」とは?

もうひとつの「監理」と区別するため、漢字の成り立ちから「たけかん」と呼ぶこともある「管理」。こちらは法的に明確な定義がある訳ではありませんが、「管理」には「管轄し処理すること。良い状態を保つように処置すること。とりしきること。」という意味がありますので、

「工事そのものをとりしきり、良い状態を保つように処理すること」

を意味します。

いわゆる「現場管理」がこれに当たり、各職人さんと連絡を取り工事がスムーズに進むように作業の工程を決めていったり、現場で事故が起きたりしないよう安全面への配慮を行ったりします。

ですので工事管理を行う「管理者」は、施工者となる工務店側の、実際に現場で工事を取り仕切る現場監督のことを指すことになります。

もう少し分かりやすくいうと、工事「管理」とは

【工事がスムーズに進むよう、現場監督が現場を取り仕切ること】

ということになります。

 

いかがでしたでしょうか?

この「監理」と「管理」の違い、建築関係者でもあやふやの覚えている人が意外に多かったりします。家づくりを進めていく中で、書類の中にこれらの文言が出てくることもありますので、意味を取り違えないようぜひ気を付けて見てみてください。

 


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