地域での「助け合い」。若い人に興味を持ってもらうには、どうすればよいと思いますか?

せっかくどうも会資料

これは、先日参加した「地域包括ケアシステム」の構築に取り組む、地元桑折町の協議体「せっかくどうも会」の会合で出てきた話題です。

その前に「地域包括ケアシステム」とはなんぞや?というところですよね。

厚生労働省によると


高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供を行っていく体制


とのこと。

もうちょっと噛み砕いて言うと

「少子高齢化がますます進んでいく今後、高齢者に対する医療や介護の手が足りなくなっていくことから、地域のみんなでお互いをフォローし合って、自分たちでできることは自分たちの手でやっていくようにしましょうよ」

といった感じなのかと思っています。その取っ掛かりが、各自治体ごとにつくられている「協議体」なのかと。

桑折町でもこの「協議体」はようやく立ち上がりましたが、月イチで会議を行い今回がようやく3回目。明確なゴールがある訳でもなく、まだまだ暗中模索。まさに手探り状態といったところです。

せっかくどうも会会議風景

今回の議題として挙げられたのは

・現在でも行われている、地域での助け合いの好例を探してみる

・こうした取り組みが行われているということを、どうやって他の人に伝えていけばよいか?

という2点。中でも特に気になったのは、2つ目の情報の拡散についてでした。

現在参加している協議体のメンバーも、ほとんどが60代以上の方。一般参加の中では、私を含めた40代が最も若い層かと。そう。20代や30代の人たちには、全く関心を持たれていないというのが、悲しいかな実状なのかなと思います。

「助け合い」は、70代の人が80代の人を支える現在のような状況では、すぐに成り立たなくなるのが目に見えています。若い世代からお年寄りまで、それぞれができることを、ムリなく少しずつやっていくのがあるべき姿なのかなと。

若い人が、お年寄りのゴミ出しを手伝ってもいい。

お年寄りが、近所の小学生を少しの間だけ様子を見ているのでもいい。

困ったことができたときに、手助けを頼めるような地域での関係性。それが年代を問わない状態でできればいいのかな・・・・と思う訳です。

そのためには---もう1度、冒頭の問いかけになります。

地域での「助け合い」。若い人に興味を持ってもらうには、どうすればよいと思いますか?

これから話し合いを続けていく中で、良いアイディアが見つかればいいなと思うところです。


おの設計イラスト

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