小さいお子さんが住む住宅を新たにつくるなら、階段の幅はぜひ広めに。なぜなら、子どもと手をつないで安全に昇り降りすることができるようになるからです。

広い階段

この写真は、以前手掛けた住宅の階段部分の写真です。広く見えますよね。

普通の住宅は、階段の幅が壁の芯~芯の距離で91cm。壁の厚みを抜いた実際の幅は、76cm程度になるのが一般的です。写真の階段は、幅が壁の芯~芯の距離で120cm。壁の厚みを抜いた実際の幅は、105cm程度になっています。

これだけ広いと、小さな子と手をつなぎながら階段を昇り降りすることが可能になります。逆に76cm幅の階段だと、手をつないで歩くことは不可能に。特に階段を下りるとき、子どもの後ろをドキドキしながら付いて歩くような状態になってしまいます。

実はわが家の階段もこの広い幅になっているんですが、子どもの安全面を考えると本当に良かったなぁと思います。

家づくりでは予算が限られているため、階段や廊下などはどうしても最低限のものにしてしまいがちです。ですが、もし資金や土地の広さに余裕があるようでしたら、こうした部分にゆとりを設けて、住宅内の安心・安全を高めるというのも1つの手だと思います。

子育て世代の方はぜひご一考を!


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