「欠陥工事のような気がするが、誰に聞いたらいか分からない・・・・」
「事前の説明より工事の金額が高くなっている! 何で!?」
「工務店の対応が悪く、第三者に間に入ってもらいたい」

新築でも増築・リフォームでも、長い時間と高額な費用がかかる家づくりでは、思わぬ問題が出てくることもあります。

それらの問題は、通常であれば設計者や施工者などと打ち合わせを重ねていく中で解決できるものがほとんど。ですが稀に、設計・施工業者への信頼が全くなくなってしまい、工事を中断せざるを得ないような事態に陥る場合も存在します。

業者を全面的に信頼して始めたはずの家づくりでつまづいてしまった場合、どこの誰に相談したらいのか分からなくなってしまいますよね。そんなとき、中立・公正な立場から相談に乗ってくれるのが、今回紹介する「住まいるダイヤル」です。

電話相談oldtakasuさんによる写真ACからの写真

2000年以降、累計20万件以上の電話相談を受けた実績を持つ「住まいるダイヤル」

実はこの記事は、2010年6月に書いた過去記事をリファインしているものなのですが、改めてこの「住まいるダイヤル」について調べてみると、2000年以降で累計20万件以上の相談を受け付けているとのこと。

国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口ということで、家づくりで悩む人たちの信頼できる「駆け込み寺」的役割を担っていることが伺えます。その相談件数からも、家づくりに関するあらゆる問題に対してかなりのノウハウが蓄積されているのが分かりますよね。

住まいるダイヤル公式サイト(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 内)

上のリンク先にある「住まいるダイヤル」公式サイトを見てみると、何か問題が発生してからの相談だけではなく、リフォームの無料見積チェックなど、工事前のお悩み相談なども対応してくれるとのこと。

「住まいのことなら何でもお気軽にご相談ください!」

との言葉が記載されている通り、家づくりで何か気になることがあったらまず電話してみるのが吉かもしれません。

困ったときに頼ってもらえる「専門家」であることを目指して

ということで今回は、家づくりで困ったときの相談窓口「住まいるダイヤル」を紹介しましたが、本当は気軽に相談できる建築士や大工さんといった家づくりの「専門家」が身近にいるのが一番なんですよね。

いや、日本全国どの地域にも「専門家」はいるはずなんです。ですが「家を建てるとき」や「家のどこかが壊れたとき」以外の普段の生活の中では、なかなか接点を持つことがないのが建築業界の悪いところ。

大手ハウスメーカーのように大々的な広告展開ができれば目につくこともあるかもしれませんが、おの設計のような小さな設計事務所や地元工務店などは、まずその存在を「知ってもらう」ことから始めていかなければいけません。

大きく宣伝はできないにしても、地域密着で業務を行っていく中で、地域の会合に出たり団体活動に参加してみたり、またブログやSNSなどで日々のことを書いてみたり・・・・。

そうした地道な活動を続けていきながら少しづつその存在を知ってもらい、いずれは
「住まいるダイヤル」にも負けない「気軽に相談できる家づくりの専門家」になれればいいなと思います。

※この記事は、2010年6月に書かれたものをリライトしました。


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