先日、私が所属している(社)福島県建築士事務所協会青年部の総会がありました。

正会員が主に設計事務所勤務の若手で構成されている団体で、県北支部・県中支部・会津支部・いわき支部(次世代の会)という県内4か所の支部から約40名程が参加しました。

ちなみに、建築士事務所協会の青年部団体というのは全国的にも珍しいものだとのこと。他の団体では青年部組織で積極的に活動しているところも多々あるので、意外な感じがします。

当日は通常総会の審議から講師の先生をお招きしての基調講演、また懇親会まで盛りだくさんの内容で行われましたが、今日はその際に配布された1冊の本を紹介します。

震災の記憶

 

震災の記憶「私たちの3.11」~建築に携わる若者として~と題されたこの冊子は、青年部に所属している会員が3.11のあの日・あの時間に何をしていたか、そしてどんな行動を取りどんな想いを抱いたか、約30人分の記憶と記録がこの1冊に綴られています。

私もそのうちの1ページを書かせて頂いたのですが、他の会員の方の文章を読むと、普段の会話にはなかなか浮かんでこない震災への想いや行動の記録が真摯に紡がれており、建築に携わるものとしても、また1人の人間としてもとても興味深く読み進めることができました。

建築業界でも、名のある方、役職が上の方が書かれた震災に関する提言・考察などは、専門誌を始めとした各メディアで目にする機会も多かったと思います。

しかし今回の冊子は、被災地・福島で地道に建築の仕事に取り組んでいる若手1人ひとりの想いが載せられたもの。その内容を実際に読んでみて改めて、この冊子はとても貴重なものではないかと感じました。

残念ながら一般販売する予定はないので実際に目にする方は少ないかもしれませんが、会員の方を始め手にすることができた方はぜひ時間をつくって読んで頂ければと思います。

私が所属している(社)福島県建築士事務所協会県北支部青年部のHPはこちら↓。
http://sekkei-f.jp/seinen/

今までの活動なのが載せられていますので、興味のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。


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